Appleが1977年に発表した8ビットパソコン。スティーブ・ウォズニアックがほぼ独力で開発した。CPUは6502でBASICインタプリタを内蔵。本体はキーボード一体型で、8個の拡張スロットを内蔵していた。
表計算ソフト「VisiCalc」がキラーアプリケーションとなり、パソコン市場の確立に貢献した。
後継機種はマイナーアップデート版のApple IIe、5インチフロッピーディスクドライブを内蔵し拡張スロットを廃して薄型化したApple IIc、16ビット版でグラフィックとサウンドを大幅強化しADBなどMacintoshと共通のインターフェースを搭載したApple IIGSなど。Apple IIeは北米の教育市場の標準機となり、1993年まで生産された。IIGSも1992年まで生産されている。