※第五章 専属神篇三幕・東京異変のネタバレを含みます。
「新たな才能の扉が開きましたね」
「これで相思相愛、これで私は候補生。厭悪の感情、憎む力が時に人の最高の原動力になる。その莫大なエネルギーは醜くも美しい」
「さぁ、悪意に身を委ねて。怖くない、純粋な悪意ほど本能に従って動いてくれる。自制というブレーキなんて必要無い」
「本当の力を見せて。主様はもっと強い……」
概要
パトパトチャンネルの主人公パトの能力にして異世界である【帝園】の住人。初登場は未来の様子である茶番動画。
【漆 厭悪の種子】という厭悪の神羅万象支配の権化になりうる少女。
本来は生まれながらにパトを憎む邪黒獄使(カコメラートロス)というダークエルフの園の住人だが、種子であるため例外的にパトを愛している。そのためか登場時の背景は営倉の様な部屋に隔離されているようにも見える。
厭悪…つまり怒りや憎しみなどの悪意の力であり、以前のパトが壊れた原因にもなる闇の力の素質を持つ。ゆえにパトは本能が拒否反応を起こして名前などを聞き取れない/すぐに忘却してしまう。
パトが目の前でバハートを殺されトドメを刺させられてしまった時、裏切り者を目の前にした激怒で無意識に覚醒させた為候補生に昇格。
その後しばらくパトの精神は不安定になり、厭悪が発現する時は黒いオーラを放って思考が過激化(異変の犯人を倒すために街を一般人ごと消し飛ばそうとするなど)し感情を読めるカナや帝園の住人であるベルに心配された。
その後未来では存在を忘れられ、開花はしているがパトが闇に堕ちる危険性が高まるため七天の心への加入は保留となっている。