『わたしの残り香 嗅いでいいよー』
CV:花澤香菜
概要
怪物でありながら警視として警察を裏で操る女性で、その正体は『化狐』。
一見は豊満なバストと抜群のスタイルを誇る美女だが、その妖艶な雰囲気を吹き飛ばすほどの冷酷な眼差しを見せることも。
警察全体を自身の能力によって惑わし、警察官たちをはじめ多くの人間を自らの傀儡と化している。
夏羽の持つ命結石を密かに狙っており、何やらよからぬことを企てている。
性格
普段は軽い口調でブリっ娘のようなチャラついた振る舞いで、夏羽たちや部下たちにも馴れ馴れしく接しているが、いつも目が笑っていない。
その本性は冷酷非道かつ強欲な野心家であり、上述した夏羽の持つ命結石をはじめとした『怪物の結石』を日本全国から集めて得た力で、日本全土を自身の支配下に置こうと目論む。
その目的のためには手段を択ばず、無関係の人間や自身の部下を容赦なく切り捨て、自分を親のように慕う紺の気持ちを利用して(実際は家族や恩師を殺害現場を目撃した記憶を改竄したあげく自分を慕うよう洗脳しただけにすぎない)踏みにじる所業は、滅多に感情を表さない夏羽に激しい怒りを抱かせた。
人間のことは「食糧」としか思っておらず、幻術で操る人間を度々に捕食している。
一方で自身の思惑通りに事が運ばなければイラついてすぐに癇癪を起こして暴れ回り、鬱憤を晴らすために幻惑で骨抜きにした人間たちや部下である怪物たちまで大勢を無作為に喰い荒らすという、組織の上司としては最悪と言えるヒステリックな側面もある。
こんな性格なので、もちろん部下からの人望は(洗脳した紺を除き)ほぼ皆無であり、協力しているのは「日本全土を支配した後に彼らが望むものを与える」という契約によるギブ&テイクの関係。
隠神とは古い馴染みであると同時に協力者ではあるものの、あくまで自分自身の目的のために関係を持っていたに過ぎない。
そしてその隠神とも、彼が四国に帰還したのを機に禁忌としていた行動に出たため、協力関係は決裂している。