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武者小路実篤の編集履歴

2023-07-15 11:34:08 バージョン

武者小路実篤

むしゃのこうじさねあつ

日本の小説家・劇作家

人物

小説家劇作家東京出身。東京帝大中退。1910年志賀直哉らと「白樺」を創刊。のち人道主義の実践場として「新しき村」を建設。文化勲章受章。小説「お目出たき人」「幸福者」「友情」「真理先生」、「愛と死」、戯曲「人間万歳」など。


1885年生で1974年、満92歳と里見弴と並ぶ長寿の小説家である。そのため、青空文庫の作品がない(ただし、有名な作品は新潮文庫で入手できる)


人道主義(?)

武者小路実篤はよくそのように言われ、作品上に悪人を描かない比較的読みやすい作品でも知られる。だが、彼は巷で「失恋する男を書かせたら右に出る者はいない」と言われたほど、悪意を持っていない悪に打ちのめされる主人公が非常に多かったりもする。


代表作の例でいうと

お目出たき人

電車ですれ違った女性を将来の婚約者と決めて積極的にアピールしていくが、世相が世相であり、本人に想いを知られることなく、金持ちの男に相手を奪われる

友情

仲のいい片想いの女性に恋い焦がれるが、彼女が好きだったのは彼の親友(しかも自分より能力が全部上)だった。

愛と死

曲芸の得意な女性と相思相愛に。婚約直後に留学を決意するが、帰国手前で恋人がスペイン風邪にて病死する。


などと、ありとあらゆるパターンを網羅している。特に『友情』は当時大ベストセラーとなった(今でも新潮文庫の売上記録上位につけているほど)。



その他

  • 「文豪とアルケミスト」に登場するキャラクターについてはこちらを参照。

宮崎県児湯郡木城町に村落共同体「新しき村」を立ち上げる。1939年ダム建設により埼玉県入間郡毛呂山町に移転。

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