原作ハーデス編、ロストキャンバス、ネクストディメンションに
登場するハーデスの側近の女性。
詳細は各作品で差異はあるものの、長い黒髪に黒衣という容姿や
ハーデスの側近として冥闘士を指揮するというポジションは共通である。
原作ハーデス編のパンドラ
元々はドイツの古城に住む裕福な家の令嬢だったが、本編開始の13年前に
自家の倉庫にあった禁断の小箱を開けてしまい、アテナの封印を解いて
ヒュプノスとタナトスを復活させてしまった。
やがて妊娠中だった彼女の母の胎内からハーデスの魂が産まれてしまい
(本来の胎児を食って成り代わったのだろうか)、それに伴い
城内にいた彼女の家族、使用人、ペットに至るまで彼女以外の命が全て失われた。
以降はヒュプノスとタナトスに指示されるまま、ハーデスの「現世の姉」という名の奴隷として生きることとなり、生家の城もハーデス城として乗っ取られた。
間もなくヒュプノスとタナトスの指示で、ハーデスの肉体として一方的に
選ばれた当時赤子のアンドロメダ瞬を拉致せんと来日し、
瞬を守ろうとするフェニックス一輝と争うが失敗している。
当時パンドラは3歳、一輝は2歳だが、7歳でも黄金聖闘士になり、
10歳が14歳を半殺しにする世界なのでそこはそういうもんだと思っておこう。
以後は冥闘士達の指揮を執っていたが、攻め入ってきた聖闘士達や
城戸沙織らの戦いを通じて自らの過ちに気づき、ヒュプノスとタナトスから
与えられていた次元を越える首環を一輝に渡してエリシオンに行かせ、タナトスに殺害される。