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葉っぱ人の編集履歴

2023-07-31 00:32:46 バージョン

葉っぱ人

はっぱじん

『ピクミン4』に登場する謎の存在。

概要

ピクミン4』に登場する謎の存在。レスキュー隊のレンジャーのディンゴとパイロットとバーナードが命名した。

頭にピクミンのような葉っぱが生え、毛むくじゃらになった姿をしている。


その正体は遭難者の成れの果てとされており、葉っぱ人になってしまった者は宇宙服(特にヘルメット)に頼らずに生きていくことが出来るという。

また、生態反応さえも変質するのか、IDカードを読み取れなくなるという現象も起きており、元に戻すにはドクターの力が必要らしい。


台詞のテキストはカタカナが混じっており不気味な雰囲気を醸し出しているが、誰彼構わず襲うような凶暴性はなく、会話が出来る程度の知性・理性も残っている。一方で異様に「ダンドリ」に対して意欲的かつ執着的になっている。


特にどこかで見たことある鼻の形をした謎の赤い個体(例の葉っぱ人とも称される)が代表的で、同様に尻尾に葉っぱがついた青い宇宙犬モスを連れ、他の遭難者を葉っぱ人にするべく連れ去ろうとしている(曰く「ダンドリが悪いものはこの惑星では生き残れない、葉っぱ人になれば大丈夫」だからというもの)。

その為レスキュー隊は、彼と遭難者を賭けてピクミンを使ったダンドリ力を競い合う「ダンドリバトル」を繰り広げることになる。ダンドリバトルに勝利した際は主人公に潔く遭難者を返し、返す際に「アトは任せタ」と意味深な台詞を残していく。

なお、彼と戦った際に救出できる遭難者(葉っぱ人)はディンゴとコリーによれば彼に捕まったバーナードの可能性があるらしい。


他の葉っぱ人も皆、何故かダンドリに意欲的で、彼らの用意した洞窟で制限時間内にオタカラや原生生物を集める「ダンドリチャレンジ」に挑むことが可能。チャレンジに達成すれば主人公のダンドリの早さに目を回して気絶し、回収(救出)できるようになる。

また、一部の洞窟で救出できる遭難者が葉っぱ人の場合もある。


余談

救難信号の受信がオリマーの遭難から1ヶ月後であることから、今作の時間軸はピクミン1のバッドエンド後かつ(ピクミン1に犬は出なかったので)パラレルワールドではないかと考察する人もいる。

ピクミン1のタイムリミットは30日でおおよそ1ヶ月)実際、オリマーはあまり宇宙船のパーツを回収できていないまま宇宙ムセンを使った模様。

だが、OPではピクミンの様子がおかしくなったらしいので何らかの理由でピクミンが暴走した結果の可能性もある。


・・・実はオリマー遭難記をクリアするとオリマーが帰れなかった真の理由が判明する、らしい。


関連タグ

ピクミン ピクミン4


正体

これより先、ネタバレ注意













































ワタシの 完全な負け…


キミの ような、 ダンドリ力が あれバ…

ワタシも 故郷… へ… 帰れた カモしれない…


ワタシは、 キャプ… テン・オリ… マー…

妻と 子供タチ… に、 会いた… カッ… タ…


赤い葉っぱ人の正体は兼ねてより予想されていた通り、オリマーが変貌した姿であった。

度重なるダンドリバトル全てに勝利するとようやく気を失い、彼を宇宙船まで連れ帰って元の姿へ治療する事ができるようになる。


オリマーが葉っぱ人になった経緯は、彼を救出後にとある理由から再びPNF-404へ戻る事になった二周目エピソード内で攻略できるサイドストーリー『オリマー遭難記』で明かされる。

なお、このシナリオはタイムリミットがあり、期限内にドルフィン号のパーツを全て回収できたか否かで終盤の展開が下記の2種類のいずれかに変化する(オリマーが惑星からの脱出に失敗する事は変わらない)。


  • 全てのパーツを回収出来た場合

PNF-404に遭難したオリマーは、ピクミンやモスの力を借りてドルフィン号を修理する事に成功する。

そしてホコタテ星へ帰還しようとしたその時、いつの間にか船内に潜り込んでいたモスが苦しみ出した事に気付いたオリマーは、宇宙空間から急いでPNF-404へと逆戻りする。


  • パーツの回収に失敗した場合

期限内に集めることができず生命維持装置が持たないと考えたオリマーは離陸を強行。しかし、不完全な機体で飛行できるわけもなく離陸後すぐに墜落。


そこで命運尽きたかと思われたその時。ピクミン達がオリマーをオニヨンへと運び、オニヨンへと吸収されたオリマーは顔の赤い葉っぱ人として息を吹き返す事となった。

こうして姿形は異なるものの、シリーズ第一作のバッドエンドに登場したオリマーピクミンに限りなく近い存在となってしまったオリマーは、レスキュー隊とのダンドリバトルに敗北するまで命が尽きそうになっていた遭難者を葉っぱ人に変えて回るようになった。

ちなみに、本人によるとこの時の記憶をオリマーははっきりと覚えておらず、やたらダンドリばかり考えてたとのこと。


これらの事から葉っぱ人への変貌の直接的な原因はピクミンにあった事が分かるが、経緯はどうあれ本来ならそのまま死亡してもおかしくない状況にあったオリマーを別の生物に変化させる事でPNF-404の環境に適応させて生き延びさせる事に成功している為、一概にピクミンが黒幕と言い切る事もできない。

ピクミン達にとってオリマーを失う事は他の生物に対抗する為のリーダーを失うという事であり、彼等からすれば何をしてでも助けたいと本能的に思っても不思議ではない。

更に、葉っぱ人になった人は、負傷した箇所が同時に治癒される(オリマーの場合では肩こりと遭難中についた傷が治っていた)らしい。

また、OPにおいてピクミンの様子がおかしかったのも、とある原生生物によってピクミンが混乱した事が原因だと判明している。


なお、今回の遭難は遭難記のプレイ中にオリマーが黄ピクミンの性質を把握していない台詞が存在すること、とある音が鳴るオタカラのオリマーの解説に「将来大変な目に遭う気がする」とある事、後々読めるとあるキャラの航海日誌に書かれた願望が未遂であるらしい事から、どうやら「1」のIFシナリオ(パラレルワールド)である模様。

ただし、公式としてはあくまでもこの辺りは明確にしない方向でいるようで、開発者インタビューでは「物語の時系列に関しては、ご想像にお任せします」と答えている。


ちなみに、葉っぱ人化の治療に際してはヒカリヅカから採取されるミツを用いるのだが、これを事前に摂取していると葉っぱ人化を予防することができる。

逆にあまりに長期間葉っぱ人化していると人間の頃の記憶が薄れていき、代わりに新たな自我が芽生えるようだ。オリマー遭難記を語り終えた後に発見された「葉っぱ仙人」なる個体は、ややカタコト気味だったオリマーら遭難者と違い流暢に喋っており、さらにダンドリの極意を惑星に伝え残すべく主人公による救助を固辞している。

なお、仙人含め葉っぱ人になるとなぜダンドリに固執するようになるのかは不明である。

一応、『ピクミン達にとって自分達が効率良く増える為にはダンドリ力が必要だから』という説が考察されているが、現状は推測の域を出ない。

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