概要
ピクミン4の登場人物。主人公が属するレスキュー隊の一人。
黒いヘアバンドを巻いた赤い髪ときりっとした眉毛が特徴。
出身はオーイ星。レスキュー隊のドクターであるパピヨンとは同じ惑星出身であり、幼馴染みでもある。
レスキュー隊での役職はレンジャー、主に宇宙犬を使わない単独での救助活動を得意としている。
趣味は筋トレ。夢は大切な人を守ること。
かなり強気かつ自信家な性格であり、上司であるシェパードに対しては敬語で話すが、新人である主人公や他メンバーに対しては先輩風を吹かせてつっけんどんとした威張った態度で接する。だが実際は純情かつ熱い一面もあり、主人公に助けられたことを「ヤキが回った」と言うなど、どうも素直になれない節がある。
また、基本的にシェパードや幼馴染のパピヨン、そして主人公以外のメンバーを「~屋」と呼ぶ癖がある
例
・コリー=無線屋
・ラッセル=科学屋
特にラッセルとはウマが合わないようで救出された日の夜の会話にて発言を彼に邪魔されて怒る場面がある。
一方でシェパードからは強い期待を寄せられているようである。
昔からパピヨンに何かと振り回されがち。
遭難者の成れの果てを葉っぱ人と命名したのも彼とパイロットのバーナードである。
ゲーム内での詳しい役割は主に救済措置。
ダンドリバトルで敗北した際やダンドリチャレンジでノルマを達成できなかった際に彼に頼めば、捕まっているもしくはそこにいる葉っぱ人を救出、つまり強制的にクリア状態にすることができる。
勿論スコアは登録されないため、ハイスコアを狙うのであればやはり自分でクリアしなくてはならない。
また、夜探索で失敗した際にも彼に頼めばヒカリヅカを守りきってくれる。
自力クリアを目指す人にとっては彼の出番は無いに等しいため、前述の人となりと合わせて「態度はでかいのに仕事しない人」の印象を持たれてしまいがちな不憫な人物である。ピクミンガーデンの公式4コマ漫画でもついにネタにされてしまった。
彼の名誉のために言うと、ディンゴは非常に優秀なレスキュー隊員である。高難度のダンドリバトルやヒカリヅカ防衛も彼に任せれば八面六臂の活躍で一発クリアしてくれる。また設定上は死なないとされているヒカリピクミンも厳密には犠牲を出してしまうと生物図鑑の「やられた数」に記載されてしまうため無犠牲クリアを目指すのであれば彼に頼る方が無難であり、その働きは敵味方からも称賛されるほど。有能な隊員が揃うレスキュー隊のメンバーに相応しい実力者であることを認識させてくれるだろう。
子どもの頃家の近くにある山にどんどん登って行き遭難し、シェパードの父である先代隊長に助けられ、その時の隊長のかっこよさに感銘を受け入隊したとの事。
机の上に置いてある飲み物を勝手に飲む癖があり、パピヨンにその癖を利用されて薬の実験台にされた他、ピクミンガーデンではその逆パターンとして机の上に置いといたおやつをピクミンに取ってかれるという逆パターンがあった(が後にそれがコリーのおやつだったことが発覚した)。
なお、ピクミンガーデンにて11月10日に彼の誕生日を題材にした4コマ漫画が掲載されたが、その日が彼の誕生日という設定なのかどうか定かではない。
名前の由来はオーストラリアやその周辺地域に生息する野犬「ディンゴ」からとられていると思われる。