概要
主人公が属するレスキュー隊の一人。
大きな体格に緑色のぱっちりとした目、グレーのバネのような髪型が特徴。
出身星はカギヤ星。本作の主人公が所属するレスキュー隊の隊員であり、主人公の先輩にあたる。
役職はオペレーターであり、隊員への情報伝達が主な担当業務であるが、その傍らでレスキュー隊の宇宙船「シェパード号」の整備や救助者のケアなどの雑用も行っている。
性格は穏やかで、後輩である主人公に対しても敬語で話したりと礼儀正しく物腰が柔らかい。
その反面隊員一の食いしん坊であり、一日目の夜にシェパードに食べすぎだと注意されていたり地下に入る際にも叫び声をあげていたりと隊長のシェパード程ではないがやや怖がりな部分がある。
結構マメな性格で隊員に救助状況の確認をするよう進言するが、野宿続きで疲れたディンゴに進言した際には「鬼だな」と呆れられた。
ただ何だかんだで、善人だが調子の良いメンバーの多い現レスキュー隊にとっては、縁の下の力持ちとも言うべき存在。
その器用さと柔軟性は、苦学生時代に色んなバイトを掛け持ちしていた結果培われたらしい。
幼少期から機械いじりをし続けていたことに加え、祖父から受け継いだムセン機を"宝物"として部品交換をしつつ使い続け、入隊時には既に無線通信士として通用するスキルを身に着けていた。今も頭のトレーニングと称して機械いじりをし続けているようである。
由来は恐らくイギリス原産の牧羊犬であるボーダーコリーからとられていると思われる。余談だが、ボーダーコリーは牧羊犬でもあるが日本ではジャーマン・シェパード・ドックに隠れているものの、災害救助犬として立派に活躍する犬種でもあるため、主人公の先輩にしてオペレーターである彼に相応しい名前と言える。