概要
『スーパードクターK』でギュッと同じぐらい擦られていた擬音。
主にドクターKこと西城KAZUYAが気合を入れた時に使用され、彼の服が「グバァァァン!」と破ける。北斗の拳のようなスゴ味を出したい時に使うといい。
初使用は36話「密閉された部屋の謎」。上腕部に銃弾を撃ち込まれたKAZUYAが神経の集中する腋下の切開を避ける為、筋肉操作によって銃弾を腕から大胸筋へ移動させた際に使用された。この時の表記は「グバン」だった。
K2では(ネタバレ注意)
続編にあたる『K2』では長らく使用されていなかったが、404話「克服(後編)」にて遂に披露された。
KAZUYAの息子である黒須一也はロシアのカルト教団「命の番人」に命を狙われる。K一族および関係者の総力戦で教団を撃退したものの、敵の自爆攻撃で一也の母・黒須麻純が犠牲となってしまう。以降一也は謎の頭痛に長く悩まされるようになった。
当代Kこと神代一人は一也が曝露したVXガスの後遺症、あるいは心因性の症状が原因ではないかと疑っていたが、真の原因はなんと母を救えなかった一也の負い目や罪悪感が生み出した幻影であった事が判明する。負の感情が生み出した幻影はついに現実をも侵食し始め、黒い霧を周りに噴出し一也を苦しめる。これらは同じ場に居合わせた朝倉医師にも見えており、「これは一体?」「目の錯覚か?」と終始困惑していた。
これに対して一也の取った解決法は、頭から幻影を引き摺り出し、握り潰すという医療漫画では考えられない超人的な解決方法であった(厳密に言えばプラセボやノセボ効果のように人間の脳のイマジネーションの力はわりと凄まじいものがあるため、トラウマ解決の方法としてはそこまでおかしなものでもない)。一也が幻影を握り潰し、「ぐばん!」と気合を入れると黒い霧は晴れ、同時に頭痛も消えて無くなった。