今のお前に必要なのは概要だ!(ギュッ)
医療アクション漫画「K2」に見られる独特の展開や言い回しを模した文章。その勢いから来るギュッとした力の入り具合と、作中でも頻繁に使用される擬音「ギュッ」が使われているのが特徴。
ただし、本編のセリフでは「ギュッ」と併用されていないパターンも多かったりはする。
主なパターン
〇〇ではない!〇〇だ!系
会話をしているところにKが割り込み、「お前が行くべきは〇〇ではない……病院だ!(ギュッ)」と指摘するパターン。症状から病名を説明する場合もあるが、医学知識が求められるため飛ばされる事も多い。特に初期のKは神出鬼没であった事から、異なる作品の世界にいきなり現れる事も多い。
Kのセリフの後には「け、K先生!」というセリフが付けられるのが恒例。稀に最後に現代医療の現状がナレーションで説明されるパターンも存在する。
例:「マフィティフが体調を崩して何も食わなくなっちまった……ポケモンセンターでも治療は無理だって……」
「食が細いのは消化器系の疾患の可能性がある。お前が行くべきはスパイス探しではない!病院だ!(ギュッ)」
「け、K先生!」
だが今は違う!系
K2では医学の進歩により、かつては救えなかった患者を救えるようになった。そういったテクノロジーの進歩や、過去とは状況が変わった際にこのパターンが使われる。
ちなみに『スーパードクターK』ではドクターTETSUが使用している。
例:「かつては不治の病とされていた──だが、今は違う!医術の進歩により治療法が確立されたのだ!」(ギュッ)
オペの準備を!系
僅かな違和感や動作からも病気を見逃さないK。中には重大な命の危機がすぐそこに迫っている場合も多い。そういった病気を発見し、すぐにオペの準備に取り掛かるパターン。
例:「レントゲンを撮っていては間に合わん!すぐにオペの準備を!(ギュッ)」
一つ……ある系
高い執刀技術を持つKは、高度な技術を要する手術も難なくこなす。生半可な医者では救えないような患者に対し、Kが難度の高い手術をや療法を引き受ける際に使われる。
例:「なんとか出来る治療法は無いんでしょうか?」
「一つ……ある」
「……え!?」
「食道切除再建術だ!(ギュッ)」
今のお前は〇〇ではない!治療が必要な患者なのだ!系
「第16話 2本目のメス(中編)」のセリフだが、インパクトの強さと汎用性の高さからネタにされる事が多いセリフ。
例:「今のお前は医者ではない 治療が必要な患者なのだ!(ギュッ)」
〇〇!?いかん!系
有名な箇所だと「第219話 フライング」の入ったら死ぬ風呂回。他にも「呼吸音が減弱…ぬぅ……いかん!(第41話 邂逅)」がある。
不健康な相手を見かけたらとにかく使いたい一言。医学者症候群ならぬK2症候群。
例:M「最近寝不足でさ〜」
K「寝不足!?いかん!」