一般的なギュッ
抱きしめたり何かを握ったり帯を締めたりするときの擬音。
真船一雄のギュッ
漫画家の真船一雄はなぜかこの擬音を多用している。
主に登場人物が真剣な面持ちで重大な事実や決意を述べるコマで使われており、一方で焦っている時や何かの作業に集中している時には使われないので、心の有り様を示した擬音だと思われる。「気を引き締める音」「覚悟の音」といったニュアンスだろうか。
上記の「握る」「締める」等の一般的な擬音としても使われており、擬音の使い方全般がおかしいわけではない。
前作の『スーパードクターK』や『ウルトラマンSTORY0』等でも使用例がありX(Twitter)でも流行以前の言及は見られるようにファンからはある程度認知されていた。現在は2021年に『K2』が一部無料公開が行われたことでネットミーム化、そして2023年3月に全話無料公開が行われたことで更に読者層が広がったのか多用されるようになりK2構文などと併用する形で使われている。
グッズ企画にもこの擬音が登場しており公式側も多少は認知している様子。
ドクターKシリーズでの初出は『スーパードクターK』の4話で、使用者は城南大学学長のボディーガードを務めていた橋爪雄仁。