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概要

第54話 体温』に登場するキャラクター。小学生にしては大柄な身体で、登場人物からも「人一倍体がデカイ」と評されている。誰彼構わずクラスメイトに暴力を振るったり嫌がらせをしたり、暴言を吐く為他に友達はおらず、クラスの皆からも「いつかブッ殺してやる!」 「死ね」と言われる程嫌われている。一言で説明すれば「ジャイアンの嫌な所だけ凝縮した人物」。体型故か暑いのが苦手だが、これが後に騒動を起こす事となる。

友彦の「冷たいジュース買ってこい」という頼みを引き受けてあげた一也が自販機へ行っている際に行方を眩ませ業者の冷蔵庫で低体温症の状態で発見されるが、一也の持つ医学知識と応急処置によって意識を回復、事なきを得る。

ラストのコマは全員が爽やかな表情で友彦を見つめるシーンで終わっているが、クラスメイトとの確執は一切解消されておらず、ただ自業自得で冷凍されて解凍されただけというツッコミどころ満載のエピソードで読者からもネタにされる事が多い。

余談

  • 彼は上述したように冷蔵庫にいて低体温症になったので、厳密にいうなら「冷蔵デブ」の方が正しいのかもしれないが、冷蔵庫で発見されたときのインパクトと語呂もあってか記事名での方が通りがよい。
  • その容姿と性格からホ〇エモン(『第36話 臓器』編のゲストキャラクター・稲毛社長)のクローン人間が脱走した姿ではないかと邪推する者もいる。
  • 意識を取り戻した後も「あれほどすぐ買って来いって言ったのに すっかり温まっちまったじゃねぇかよ」と一也の買ってきたジュースに文句を言っており、反省の色は見られない(強いて言うならラストシーンの笑みが改心と見えなくもないくらい)。
  • ここまで読んできた読者からすれば患者枠なのは容易に想像でき、「ますます意地悪になった」「あいつ体の大きさは特別」「異常に暑がり」という作中のヒントから脳に何かの病気があるのではないかと予想されていたが、症状の原因が自分から勝手に冷蔵庫に入るという自業自得なもので、K2において稀有な存在である。なにしろただ性格が悪いだけで病気でも何でもない暑がりのデブが自分のせいで死にかけたのだから。しかもこの後に再登場もないためその面でも強いインパクトとなっている。

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