概要
単生類・吸虫類・条虫類を除く、繊毛を持つ自由生活性及び体表寄生性の扁形動物の総称。
プラナリア、コウガイビル、ヒラムシ、ヤマタロウヤドリツノムシなどが属す。
古くはウズムシ綱とされていたが、ウズムシ類が側系統群と判明し、現在は廃止されている。
名前は体表に生えた繊毛を水中で動かす際、その運動によって渦ができることに由来する。
多くは淡水に生息するが、海生や陸生の種も存在する。
他の生物を捕食し、死骸にも集まる肉食性の種が多いが、一部は草食性。再生能力を有する種が多いが、ナミウズムシなどの様に破片からの完全再生が可能なのはごく一部の種に限られる。
主な種類
小鎖状目(カテヌラ目)
多食目(ヒメウズムシ目)
単咽頭目(ハプロファリンクス目)
多岐腸目(ヒラムシ目)
卵黄皮目(ヒラウズムシ目)
錐咽頭目(グノソネシマ目)
棒腸目(ヒメウズムシ目・ヤドリウズムシ目)
原順列目
ヒメヒラウズムシ目
フェカムピア目
原卵黄目
三岐腸目(ウズムシ目)
- プラナリア
- ミヤマウズムシ
- コガタウズムシ
- カントウイドウズムシ
- カズメウズムシ
- ビワオオウズムシ
- イズミオオウズムシ
- ナミウズムシ
- アメリカナミウズムシ
- アメリカツノウズムシ
- クロイロコウガイビル
- クロスジコウガイビル
- オオミスジコウガイビル
- タスジコウガイビル
- ゲオプラナ(ニホンリクウズムシ)
- リンコデムス(ヤリガタリクウズムシ)
- ニューギニアヤリガタリクウズムシ
- ミクロプラナ
- ブラジルウズムシ
- サンカクウミウズムシ
- カブトガニウズムシ
- ミロプラナ