概要
「ますだくん」とは、「となりのせきのますだくん」の表記ゆれタグ。
または同作の登場キャラクターを指すタグである。
ますだくんとは・・・
小学1年生の男の子で、主人公みほちゃんの同級生。フルネームは「ますだ けんいち」。
4人兄弟の末っ子で、姉と2人の兄がいる。引っ込み思案で勉強も運動も苦手なみほちゃんとは対照的に、活発で勉強も運動も得意な生徒。
カラーランドセルもあまり普及しておらず「男子のランドセルといえば黒」という作品発表当時には珍しく、赤いランドセルを背負っている。これは当人が赤いランドセルに魅力を感じたため。
タイトル通り、学校ではみほちゃんの隣の席に座っており、強引に絡んできてはたびたびイジワルをする。みほちゃんより三倍近く大きなずんぐりした緑色の怪獣の姿をしていることもあり、気弱なみほちゃんの悩みの種になっていたのだが…。
2作目『ますだくんのランドセル』では1作目の内容がますだくんの視点から描き直されており、みほちゃんに対する行為は全てイジワルなどではなく、親切のつもりだったことが明らかに。
ただ、やり方が強引なこともあって空回りに終わってしまうことも度々あり、一度だけ、自分の誠意がみほちゃんに伝わらず「またイジワルしようとしている」と勘違いされたことに腹を立て、みほちゃんの大事にしていた鉛筆を壊して泣かせてしまったこともある。
後日、不器用ながらも鉛筆を修理してきちんと謝罪したため、みほちゃんも彼を許してあげた。
実は1作目ラストシーンの時点で、後姿のみで顔は判らないものの、ますだくんの姿は人間の男の子になっている。
それまでの「怪獣」は、みほちゃん側の苦手意識を反映したものだったのである。
その後も相変わらず強引ながら、みほちゃんに助け舟を出したりして二人の距離は縮まっていく。
以降のシリーズ作品では、短髪、濃いマユゲ、まんまるな目の男の子として描かれるようになり、主人公として扱われるようになった。
ただし、キャラクターとして他の書籍等に起用される場合、「男の子の」ますだくんではなく、「怪獣の」ますだくんが使われる事が多い。
表記ゆれ
作品の正式なタイトルは、となりのせきのますだくん。
関連タグ
- 主要:絵本
- 作者:武田美穂
- 作品:となりのせきのますだくん
- その他関連事項:怪獣
- それは べつじんです:増田ァ!