ナベリウス・ナルニア
なべりうすなるにあ
プロフィール
名前 | ナベリウス・ナルニア |
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性別 | 男性 |
職業 | 魔関所特別警備長 |
一人称 | 私 |
呼び名 | ナルニア(アザゼル・アンリ)、兄上(ナベリウス・カルエゴ)、ナルニアさん(フェンリル) |
家族 | 父、カルエゴ(弟)、叔父 |
人物(33巻のネタバレ注意)
歴代一族の中でもナルニア卿は”厳密”だと有名です
魔界に仇なす存在には一切の加減なし
どんな凶悪な犯罪魔も骨の髄まで調教し苦しめると噂の…魔界の番犬
(291話より引用)
番犬一族であるナベリウス家の長男であり、ナベリウス・カルエゴの兄。
現在は魔関所特別警備長に就いている。
68話の家庭訪問で初めて存在が明かされ、それ以降カルエゴ外伝、276話、280話などでちょいちょい姿が見えていたが顔はいづれも見えず、なんと存在が明かされてから222話という時を経て290話でようやく全体像をお披露目し正式な初登場となった。
………と思っていたのだが実はその時のナルニアは魔関所警備局長アザゼル・アンリの変装だった。
相次ぐ高位階悪魔失踪事件から新十三冠候補であるナルニアを守るため彼に変装したらしい。
そのため彼は夜会には来ていない……ということではなく彼もまた別の誰かに変装して仮面舞踏会に潜り込んでいるのだとか……
大貴族会(34巻のネタバレ注意)
実はナルニアが変装しているのは同じく大貴族会に参加していたアザゼル・アメリの護衛であるフェンリルだった。
大貴族会でラズベリーやレイジたち若人がアピールのため様々な有力悪魔と関わる中、フェンリル(正体はナルニア)と話す鈴木入間。
フェンリルに次期魔王のつもりでどんな魔界にするかアピールを!と言われ
悪魔たちがお互いを尊重して
高めあえるような”優しい魔界”
と答えた。
それに対して一度は賛同したかに見えたが、入間のアピールに対して「悪魔しか要らない魔界」と解釈し、〝悪魔同士の協力〟による他種族の淘汰を望みながら、魔神や魔獣、そして人間を魔界にとって邪魔と公言し、魔界に迷い込んだ人間を保護し人間界に返そうとするアンリに対し、自身は徹底して人間の存在を全否定する悪魔至上主義にして人間排斥主義であることが明らかになる。そして、入間の正体に気付いたこともあり、入間を威圧するも、そこに乱入した13冠のアスモデウス・アムリリスにさり気なく妨害され、直後にアムリリスから強烈なビンタを受ける(その際に一瞬だけ素顔を明らかとなっている)。その後はアムリリスに威圧されたこともあって引き下がり、入間に謝罪しその場を立ち去る。しかし、洗面所にて不敵な笑みを浮かべながら13冠になったことで得られる権力によって魔界を上述の思想が反映された姿に変えることを期待しながら「私はこの時を待ちわびていた・・・!」とつぶやく。
その後、べべモルトによって引き起こされた襲撃事件際には特にこれといった行動は起こさなかったが…
実は雷皇バールの内通者であり、べべモルトを誘拐・改造を施し襲撃させたのはバールだが、デビキュラム会場に侵入させたのはナルニアであることがバールとのメールのやり取りで判明する(デビキュラムの警備は魔関署が担っており特別警備長であるナルニアならば侵入の手筈を整えることが可能と推測される)。