絶対君主制

ぜったいくんしゅせい

絶対君主制とは、君主が国を統治する全権を持った政治体制。

概要

君主が国家を統治の全ての権利を持ち、それを自由に行使することができる政体のことである。

対義語は憲法などで君主の権利を制限する制限君主制(主に立憲君主制)。

意思決定が素早いメリットはあるが、失敗があった時の責任が直接君主に向かうデメリットもある。2008年に専制君主政治を行っていたネパールで王政が崩壊している。

主な絶対君主国

アジア

• ブルネイ(国王)(実質的)
• アラブ首長国連邦(連邦を構成する国ごとに首長がいる)
• オマーン(国王)
• カタール(首長)
• クウェート(首長)
• サウジアラビア(国王)
• バーレーン(国王)

アフリカ

• エスワティニ(国王)(実質的に)

ヨーロッパ

• リヒテンシュタイン(大公)
• バチカン市国(ローマ教皇)

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