タチアナ(アンデラ)
たちあな
概要
《対未確認現象統制組織》の否定者のみで構成された円卓のメンバー、円卓での席はⅤ。
Ⅲ席のビリーと行動を共にすることが多い。
宙に浮いた球体型のスーツの中に居り、顔はおろか身体的特徴が一切不明。言動や趣味からかろうじて女子であることが窺える。
プロフィール
誕生日 | 10月27日(📅) |
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年齢 | 言わない どーせ子供扱いされるんだもの |
身長 | 球の時はだいたい2m30位よ 私自身は…トップよりは大っきいわよ!多分… |
体重 | 言わない レディにそういうの聞く? |
趣味 | ビリー様とのお菓子作りとぬいぐるみ集め |
特技 | ビリー様のサポート 脳波コントロール |
好物 | ビリー様が作ったケーキバー 一番好きな味はマンゴーケーキ味 あとお寿司(比較的食べやすくて美味しいから) |
能力 | 不可触 -UNTOUCHABLE- |
CV | 釘宮理恵 |
📅出典:2023年8月~9月 アンデラ記念月間【否定者たちの誕生日発表】&アイコン配布 - 公式Ⅹ(前代・Twitter)
容姿
球体型の特殊スーツに搭乗(?)する。外装正面の一部が組織構成員の共通装備である赤いネクタイを模したパーツとなっており、証(エンブレム)はネクタイ型パーツの中央と球体の側面に付属する。スーツは展開し、マニピュレータや戦闘用のアームユニット、レッグユニットを展開できる。ちなみにこのスーツはタチアナが驚いたときには縦に伸びる描写があり、喜んでるときには覗き窓らしきモノアイに表情が付くなど、内情は意外とわかりやすい。
人物
アンディと風子が円卓に召喚された時、ジーナを殺害された恨みからアンディを攻撃する、ジュイスの仲裁でビリーを殺しかけた際に慌てて私闘を撤回するなど、組織の中でも仲間想いな人物。それが高じて仇に喧嘩を申し込んだり戦闘時に周りが見えなくなるなど、血の気の多い一面も目立つ。
ビリー、ニコ、ジュイス以外の人物をなるべく遠ざけるようにしていたが、風子と友情を結んでからはムイやミコとも交友関係を築くようになった。
先述のスーツにより中身の人物の外見は一切見えないが、可愛い雑貨が部屋に可愛いぬいぐるみを置いたりケーキが大好物だったり少女漫画を嗜んだりと、かなり世間一般に近い感性を持った幼い少女である。
風子へのお見舞いに持参したコッペパンパンダはぬいぐるみの中でも特にお気に入りであり、同時に彼女との仲の良さを物語っている。
ビリーに対する想いはかなり強いようで、「いつ何があっても私が目になる」と宣言する程。
装備
ニコが製作した球体型装甲スーツ「球(スフィア)」は、脳波コントロールによって動き、多種多様なユニットを展開する事が出来る。
シールドによる防御兼ビリーとの連携攻撃、ワイヤーパンチによる遠距離攻撃、手足ユニットによる格闘、ビーム砲による射撃など様々な戦闘に対応可能な上、破損しても即座に同型の替えを装備できる。外殻はBM(ブラックメタル)装甲であり、よほどの攻撃でなければ傷を付けることすらできないほど硬い。正面のパーツを展開可能で、食事の際には開けている。
能力
UN■■■■■■■■ -不■■-
ニコ曰く、『解放されれば町一つ消し飛ぶ』程の力を持つ否定能力。専用アーマーの本当の役割はこの能力を抑える拘束具である。
食事にビリーの補助が要るなど、生身での外部への干渉が出来ないと思われる描写があるが…?
pixivでは
『タチアナ』だけならば他作品に登場するキャラも指す。
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関連タグ
※以下、能力に関する重大なネタバレを含みます。閲覧注意。
「これ以上 私の大事な人に…」
「指一本だって 触れさせない!!」
UNTOUCHABLE -不可触-
自己対象 強制発動型
UT(アンタッチャブル)エリア(ニコ命名)を展開し自身へのあらゆる物質の接触を否定する能力。自身の髪と外皮に接触できる物体全てが対象であり、常時数mの球状に発動している。
例外として、口を開けた際はそこからエリアに穴が空くため、食事や呼吸は可能である。
またエリア自体も年々広域化しているらしいが、球に入ることで任意である程度の制御が可能となった。
専用アーマー・球によるエリア制御の解除は通常UTエリア任意解放によって行うが、タチアナの感情が極端に不安定になるとUTエリア強制解放によってエリアを強制展開してしまう恐れがある。
どちらの場合も普段アーマーでエリアを抑え込んでいる分の反動が凄まじい破壊力を生み出し、解放時には街一つ圧し潰れる程の災害となる。
さらに装甲をパージした状態でUTエリア瞬間解放を行う事が可能。UTエリアを一時的に拡大させ、その勢いで外の対象を弾き飛ばす発射台としての使い方もできる。同時に相手の攻撃も吹き飛ばす攻防一体の技となり得る。
弱点として呼吸の際に開けた口から毒ガスが入る恐れがある。またジーナのバリアと同じく光と音は通す可能性が高い。
容姿(真)
色白で太眉、碧眼の少女。後述の能力の事情で髪は伸ばしっぱなしで常に全裸である。毛先がピンクがかった金髪を長く伸ばしている。そのうち一束は頭頂部から跳ね上がっている。
過去
「この体じゃ生きててもいい事なんてない オシャレもできないしぬいぐるみも持てないし」
「大好きなケーキも食べられない••• 何より••• 早くパパとママのとこに行ってごめんなさいしたいの••••」
タチアナは能力の特性上髪を切る事が出来ず服を着ることも出来ない。
ロシアの一般家庭で生まれ、5歳の誕生日会を行っている最中に能力が移り発現、家ごと両親を圧殺してしまう。警察から逃れていた最中マフィアに捕まり、闇競売の会場に出品された所でビリーに保護される。
チューブを通した液体食しか食べられず、文字通り救いの手すら伸ばすことも出来ず、絶望と自責の念から殺してほしいと懇願するが、ビリーから受けたのは銃弾ではなくあの日食べられなかったいちごのケーキ(ロングバーver)だった。
ビリーに助けられ、ニコに助けられ、組織に加入したタチアナは自分の力の使い方を教わる。いつか大切な人を、すべてが終わって触れ合いたい友達を守る為に使うのだと…
名前の「Татьяна(タチアナ)」は「UNTOUCHABLE」を捩ったものであるが、ロシア語圏の女性名としては普遍的なもの。愛称の「ターニャ」であれば日本でも聞きなじみがあるだろう。
完全に余談だが髪と能力名解禁時のフォントによって局部は隠され、アンディと海苔仲間になる不名誉は避けられた。多分アニメじゃ謎の光によってガードされると思われる。