プロフィール
誕生日 | 7月10日(📅) |
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年齢 | ジジイだよ アンチエイジング技術でちったぁマシになってるがな |
身長 | 腰痛くなる前は180あったぜ |
体重 | はかったことねぇな いみねぇし |
趣味 | 若ぇ時はロックにハマってたらしい あとはコーヒーだな これはイチコの影響だったハズだ |
好物 | 日本のお好み焼きって料理だ これもアイツの影響なんだろうな 冷蔵庫の余りもんで よく作ってくれた気がする |
好きな匂い | タバコだな オレは吸った事ねぇんだが…嫌いじゃない |
能力 | 不■ -UN■■■■■■■■■■- |
CV | 遊佐浩二 |
📅出典:2023年8月~9月 アンデラ記念月間【否定者たちの誕生日発表】&アイコン配布 - 公式Ⅹ(前代・Twitter)
概要
《対未確認現象統制組織》の否定者のみで構成された円卓のメンバー、円卓での席はⅧ。
組織の研究所(ラボ)で所長も務め、科学技術の専門家・データベースを担う。更に医療面も兼任していると推定できる。
容姿
組織の共通装備である(彼の発明品)赤いネクタイを髪バンドのように巻いて銀髪をまとめ上げた老爺。こめかみに左右2か所ずつのプラグ挿入口がある。目の下に濃い隈があり、度々入れ歯を気にする様子など不健康な印象を受ける。
スーツは手足共に捲り上げ、素肌に上着の前を全開にして着用する。証(エンブレム)は胸の中央と右手の甲に直接埋め込まれている様子。3つの黒い浮遊球体を常備し、このうちサイズの大きい一つに胡坐や蹲踞で座り移動する。
仮眠時には閉じた目のイラストが描かれたアイマスクを使用する。
人物
独特なビジュアルから受ける印象に違わず、頭に直接プラグをブッ挿して白目を剥くなどの奇怪な行動が見られる。一部メンバーから「イカレジジイ」と称されているが、彼の科学技術力は組織に大いに貢献している。現在判明している限りでは―
- 組織の否定者・フィルが装備している古代遺物(アーティファクト)の点検。
- 組織の共通装備である赤ネクタイ(全世界の公共交通機関の無制限利用や多国籍言語の翻訳・判読などの機能をもつ)を開発。これは宇宙人との会話も可能にする性能がある。
- 円卓メンバーの特注スーツを開発。例:ダイナマイトによる高層ビルの崩壊に耐えるロボットスーツや高性能な球体型装甲スーツ。
- 組織が保管している膨大な情報(データベース)の検索(先述のプラグ直挿しはこのときのもの)。
- 罰(ペナルティ)の世界改変による変更点(パッチ)の確認。
- 負傷者の治療。
- タチアナ以上アンディ未満程度に戦闘慣れしている。
組織の少女・ジーナと同じく、50年前に男主人公・アンディが組織に捕獲されていた頃から在籍している古参。その際アンディの拷問を担当し、得られたデータから彼の不死の特性や弱点を把握している。
理系らしく的確な現象の解析や現状の解説・指揮など(荒っぽい口調で)行う。これは頭脳面だけでなく戦闘面でも活き、固有武器の浮遊球体を駆使して縦横無尽な立ち回りをみせる。
部下
ニコが「ボケ共」と称する科学者チーム。通称「ニコラボメンバーズ」全員がニコに及ばぬものの優秀な頭脳の持ち主で、主格の6人は彼からも「そこそこ使える阿呆」とのお墨付きを得ている。ラボメンは否定者でないため、UMAによる「理(ルール)」追加時の変更点(パッチ)を確認する際に知識の習得源となる。その様子は躊躇なく頭部へプラグを挿しているため、ラボメンもまた負けず劣らずの変人たちである気配を覗かせている。メンバー自体は他にもいるらしいが、ニコに次ぐ能力の持ち主として名前が挙がっている6名の特徴は以下のとおりである。
一人称「あてぃし」の舌を出しっぱなしにしたバンダナの女。ニコの実の娘であり、ファザコン。ニコに次ぐ科学者で「ニコラボメンバーズ」のトップ。公式Twitterのおまけ漫画では自前の発明品をお披露目している。好きなタイプはパピィ(ニコ)より賢い人。
- ボウ
メガネをかけ、オールバックの髪ともみあげが特徴の男。ミコに次ぐ科学者。彼女のことが若干気になっている。だが大して努力を見せないながらも、ミコが組織のラボで常にNo.2であることの嫉妬でムカつく感情が勝っている。
- ザック
フルフェイスメットの人物。呼吸器系の難病を抱えていたがニコに助けられた。症状の快復後もニコ製のメットを着用し続けている。
- バウ
右目にモノクルを付けた老人。ボウの父で、ニコとは同級生。
- ラング
バンダナを巻いたドレッドヘアの男。大抵二日酔いの遅刻魔。仕事は早い。
- ポッチョ
肥満気味のスキンヘッドの男。ラングの舎弟で飲み仲間の二日酔い常習犯。
固有武器
ニコが常備する黒い浮遊球体・サイコポットからレーザービームのような熱線を出す。2つの球体を熱線で結ぶことで相手を焼き切るビームカッターにすることも可能。この浮遊球体は武器に限らず様々な用途が存在する。現時点では―
- 先述の通り移動に用いて、空中戦にも応対できる。
- 球体からプラグを伸ばしてニコの頭に繋ぎ、組織の保管する情報を検索。
- 応急手当時には球体からアームを出して医療装置にする。
また遠隔通信の機能も備えているらしく、上述の「ニコラボメンバーズ」と知識共有もこれを通じて行われる。
能力
UN■■■■■■■■■■ -不■-
今のところ詳細は不明。情報の検索において球体の為す役割が情報の蓄積ではなく演算処理の幇助だとすれば、頭脳に関わる能力と考えられる。
pixivでは
『ニコ』だけならば他作品に登場するキャラも指す。
そのためpixivにイラストを投稿・タグ付けするならば、フルネームの『ニコ=フォーゲイル』を使用したり、関連タグとして『アンデッドアンラック』や『アンデラ』など合わせて使うことが絞り込み検索を助ける。
関連タグ
ニコラ・テスラ…ニコのモチーフとなった実在の発明家。
※以下、今後の物語に関する重大なネタバレを含みます。閲覧注意。
『会いたいんだよ』
『またアイツに』
『かすかに残るこの気持ちを』
『忘れる前に』
UNFORGETTABLE -不忘-
自己対象 強制発動型
自身が忘れることを否定し、認識した物事を無差別に記憶し続けることができる能力。
その性質から1度見た技や構えをコピーして繰り出す事が出来る。 また鮮明な記憶を応用してか、否定者を能力そのままに再現する人形『アストラルドール』を作り出すこともできる。
ただし発現前の記憶は不忘の対象にならず不忘の記憶にかき消されていくため、彼が愛した女性に関する記憶はほぼ発現直後に見た死に顔のみとなっている
また、通常3基運用する固有武器のサイコポットは本気を出せば11基同時に操作可能であり、これらを総じてベリーズと呼ぶ。
ニコの裏切り
神との戦い・ラグナロクが迫る中、ニコはルインによってある取引を持ちかけられる。
それはUMAゴーストを使い、彼の最愛の女性の魂を蘇らせるというもの。
その結果、ニコはユニオンを裏切り、ラボのメンバー達を手に掛け、さらには保管していた多くのUMAを始末することでラグナロクまでの時間を大幅に縮めてしまう。
ユニオンの研究者として多大な貢献をしてきた彼が、何故世界の滅亡を早める凶行に出たのか。
それは否定能力によって最愛の妻・イチコ=ネムリの記憶を失い続けてきた苦しみゆえの選択であった。
過去
ニコは科学で神の理(ルール)を攻略しようとしていたが、一つの理を解明した矢先にまた新たな理が追加される日々に嫌気がさしていた。
作中では、UMA雷の追加によって誕生した電流を科学で解明するものの、すぐにUMAブラックホールが追加され怒り狂う様子などが描かれている。
そんな中、不眠の否定者であり、未来の妻であるイチコ=ネムリと出会う。この時ニコは否定者のことを知識遅れのサイキックもどきと揶揄している。
最初こそ険悪なムードだったが、1ヶ月後には共同研究を行うほどの仲になる二人。
神の気まぐれで理(ルール)を足されることを嫌うニコに対し「知らないものを理解するのが科学」と語るイチコ。
その時、不眠の疲労からふらつき脚立から落ちたイチコを支えたニコは、初めて彼女の素顔を見る。彼女のコンプレックスである目元の大きなクマについてデリカシーのない発言をし、再び険悪な雰囲気となる。
その仲直りのバースデーパーティにて、ニコは脳を誤認識させイチコのクマをアイシャドウのような形で発現する発明品をプレゼントし、「俺にはお前が必要だ」と語りかける。「科学って素敵だね」と笑顔で返すイチコ。
これをきっかけとして、二人の仲は急速に縮まっていったものと思われる。
その後、夫婦となった二人はアストラルドールズの研究に着手するが、ニコは魂の研究に執着するようになる。不眠による疲労で、イチコの命が長くないことを知った上での焦りであった。
イチコは、科学は生きてる人のために研究するものであること、そして自分がいなくなってもニコは一人ではないことを伝える。イチコの体には、新しい命が宿っていた。
そしてイチコの出産の日、悲劇は訪れる。
不眠による疲労の蓄積により、出産と同時に命を落とすイチコ。
それと同時に、ニコの否定能力である不忘が発動。イチコの死に顔を起点として、新たに目にした出来事は全て記憶する代わりに、イチコとの記憶は少しずつ消えていく。
ニコは、イチコとの想い出が失われていく日々に、苦しみ続けることになる。
決着
円卓へ向かおうとするアンディと対峙するニコは、UMAゴーストを受け入れアストラルドールズを強化することで、アンディを追い詰める。
しかし次のループへの覚悟を決めていたアンディは、ニコではなく彼と妻との想い出がつまった発明品の数々を破壊。イチコと共に作った発明に囲まれることで保っていた自我が、アンディに発明を壊されたことによって消失し、そこをつかれてUMAゴーストに取り込まれてしまう。
UMAゴーストはニコの体を使いアンディを追い詰めるが、捕らえた風子の魂を開放しないUMAゴーストの身勝手さに対する怒りでニコの自我が復活。
「理(ルール)を守らねぇならお前は科学(オレ)の敵だ」と吐き捨て、アンディに風子の魂を返し、自身の肉体ごとUMAゴーストの核を破壊させる。
最期にイチコや、ラボのメンバーたちの霊と邂逅し、娘のミコに看取られながら散っていった。
101回目のループ
「知らねぇもんと出会って 見て見ぬフリする科学者がいるかよ」
風子がループ後にたどり着いた世界にて、青年の姿で再登場。
新たな組織の仲間を探す風子が最初に仲間にしたメンバーこそが彼である。
当然若い頃の姿であるため老齢だった前周と違い若々しく、隈や皺もなく入れ歯もしていない健康的な姿(ヘビースモーカーのようだが)。ちなみに髪は少し長い。
1972年のアメリカに半ば強引に押しかけた風子を最初は突っぱねたが、ムーブの能力を見て即座に好奇心がそちらに切り替わり結果的に否定者に纏わる話へ耳を傾ける事に。
科学に対して強い矜持と誇りを持ち、科学者たちが人生をかけて見つけた理を神の気まぐれで捻じ曲げられる事へ強い怒りを覚えていた(とはいえ非科学的な理に関しては信じたくないという納得の行かなさで苛ついていたが)。
当然イチコと出会う前なので否定者ではない。わざわざ一般人である自分に接触してきた風子に、自分がいずれ何の否定者になり、どんな悲劇が待っているのかを尋ねる。
しかし風子は、詳細を話せばニコがイチコと距離を置いて不幸を避けようとするであろうこと、前ループのように高い科学力を得るにはイチコの存在が不可欠である事から理由を話すことは出来ない事を述べた。
それでも「今までの人生(ループ)で一番幸せにしてみせます」という覚悟を、涙をこぼしながら語る風子の姿を見て了承し、協力者となることを決める。
以降は風子が作ったラボを拠点とアーティファクトの情報を元にサイコポッドを始めとした数々の発明品の開発に取り掛かる。バウたちニコラボメンバーともこの後に合流。
そしてイチコとも出会い、前ループと同様出会いっぱなから口げんかを始めている。
組織の仲間として
現時点では否定者ではないため課題には参加出来ず、発明品の開発とそれを利用したサポートに徹している。なので否定者ではないがサイコポッドを乗り回した戦闘には順応している模様。
最初のメンバーだったため風子との付き合いは組織内でも特に長く、元々の明晰な頭脳や否定者やUMAへの理解力も高さもあって否定者探しや課題においてはほぼ毎回同行している。ジーナが風子の右腕を自称するのであればニコは左腕といってもいいほど重要な参謀役である。
本人は「倫理観ない方」と自称してはいるものの、少なくとも(不忘が発現していない事もあり)前ループで「イカレジジイ」と言われたほどの奇行はなく、とんでもない提案をしたり無茶を押し通そうとする風子に振り回されながら何かと面倒を見ている。特にループ後中盤以降、明らかに不適格な作戦にも意気揚々と出向こうとするなどの風子のポンコツぶりも徐々に露呈し始めたことで、ボスを叱責する保護者や苦労人のようなポジションが板につきつつある。
組織内では常識人寄りのツッコミ役。
一方で未知の技術や科学に触れた時はイチコが抑えに回るほどはしゃぎまわる。
イチコとは科学者同士しょっちゅう張り合っており、気ままなイチコの性格もあってこっちに振り回されることもしばしば。
しかし内心では不眠による体質を深く心配しており、イチコの魂を抜き出すことで肉体の睡眠が可能となった時には涙して心から安堵していた(その後霊体でイチコが見ている事を教えられて即座に喧嘩が始まった)。
その後も度々二人で行動を共にしており、息がぴったりなやりとりを見せている。
本周回の重野力の悲劇を防ぐために彼の高校に組織で潜入していた際には、揃って煙草を吹かすなど行動を共にすることが多い。
ループ後のフィルを救助するために宇宙へと向かうメンバーへと抜擢され、様々なトラブルに巻き込まれつつも、見事その役割を果たす。
そして地球に帰還し、ポッドが着水後、クリードと共に煙草を吹かしている様子が描かれた。
なお、公式X(旧Twitter)に掲載された裏話にてその後の様子が描かれており、カナヅチであることが発覚している。