常時ガンギまってくんでヨロシク!!
概要
かつての円卓メンバーだった女性。否定者であると同時に優秀な科学者でもあったため、ユニオンのラボメンバーを兼任していた。
プロフィール
📅出典:2023年8月~9月 アンデラ記念月間【否定者たちの誕生日発表】&アイコン配布 - 公式Ⅹ(前代・Twitter)
容姿
クセっ毛の目立つ長髪が特徴的な長身の女性。ユニオンの制服を着てはいるが(インナーのシャツのボタンは閉じない、輪にしたネクタイを首に直接かける等)相当着崩しておりジュイスやニコからは苦言を呈されている。このとき「私の体に見苦しいとこなどない」と苦言を突っぱねているが、別に露出狂という訳ではなく単にズボラなだけである。ちなみに円卓メンバーのエンブレムでインナーシャツの胸元を閉じているが、これはジュイスに「流石に前は閉じてくれ」と無理やりくっつけられたもの。
かつては不眠によって濃く刻まれた目元のクマに強いコンプレックスを抱いており髪で隠していたが、ニコから誕生日プレゼントとしてクマシャドーを貰いコンプレックスが解消されたあとは髪で隠すのを止め、お気に入りのクマシャドーをした目元をよく見せるような髪型になった。
口の右下にほくろがある。
人物
「太く短く」をモットーとする自由気ままな性格。そのためラボ配属当初はルールを重視する所長のニコから反感を買っていたが、次第に科学者としての有能さや自身に並ぶ知力を評価され、1ヶ月後には共同研究を行うまでになる。「科学とは全部を知ることではなく知らないことを理解すること」という科学者としては純粋な想いを抱いており、神が理を足すことに対しても「知らないことが増えた」として好意的であった。自由な発想からなる逆説的な思考を得意としており、「魂の仮定」「未知の物質の捜索法」などは研究に行き詰まったニコにとって大きな助けとなっていた。
元は喫煙者だったが、ニコと出会い互いに惹かれ合ってからはあまりタバコを吸わなくなった。
101回目のループでは前ループと変わらぬ性格で現れる。ニコとも相変わらず振り回し振り回される関係だが、今のところニコとの恋愛には至っていないため前髪を伸ばしたままである。
とはいえ幽体離脱で不眠の疲労を解消出来る事が判明した際、(魂の姿で見ていると知らない)ニコが安堵で涙する姿を見て恥ずかしがったりラボメンバーである以上にニコと共にいる姿が多いためいずれ誕生日を迎えた際に同じ運命に辿り着くのかもしれない。
サポートメンバーのため戦闘力のあるジーナやボイドを優先し現在は席次を持たないが、いずれⅩの席につくことが示唆されている。
またリメンバーを目的としたクエストの「リセマラ」によって時間が進んだ為、1972年代の若い姿のままニコ・ジーナ共々2000年代に合流している。当人は老い先短い自分が未来の技術に触れられる事を喜んでいた。
能力
自己対象 強制発動型
自身の眠気・睡眠を否定する。この能力によりイチコは長時間眠らずに活動が可能であり、眠気に襲われることもない。
しかし不眠によって否定されるのは眠気そのものであり、眠気の原因である疲労やストレスは否定されない。むしろ睡眠ができない為に体力回復が極めて難しく、本人も長生きはできないものだと諦めていた。なお睡眠はできないが極限の疲労状態による気絶は可能であり、これにより体力回復を行うことでなんとか生き長らえていた。これはイチコが気絶を睡眠と捉えていないために可能な裏技であり、しばらくすると無意識に気絶から睡眠に入ったと捉えてしまい勝手に体が起きてしまう。
このデメリットは101回目のループにて、前ループより早い段階で「霊(ゴースト)」の理が追加されたために可能になった幽体離脱のコツを覚えることで克服に成功した(否定能力は魂に宿るため、幽体離脱すれば肉体は睡眠を取れる)。
過去
もともとはロンドンの大学に通う普通の学生。
ある日不眠の否定者となり、眠れないことや眠気がないことに違和感を覚える。しかし大学通学の義務感やレポート提出期限が迫っていたことから違和感を放置してしまう。そして不眠となってから3日後、駅のホームで気絶し線路に転落。幸いにも周りの人たちによって救助されるが、救助を行った男性1名が逃げ遅れ死亡してしまう事故を起こした。
101回目のループではこの事故が起こる寸前に駆けつけた風子によって男性共々救出され、悲劇を回避することに成功している。
開発品
アストラルドールズ
擬似クローン技術。殉死した者達の力(否定能力)を再現し、すり減っていくユニオンの戦力を補うことを目的として開発された。
しかし単調な動きしか再現できず計画は頓挫、実戦に投入されることはなかった。それでも開発を諦めきれないニコに対してイチコは「それ(死者の蘇生)は科学の領域ではない」と進言した。
イチコの死から数十年後、この研究はあるUMAの追加によって完成を迎えることとなる。
101回目のループでは風子が否定者を失わない事を前提としているため、開発される事はないと思われる。
ヒヒイロカネ探知マシーン
サイコポッドを作るための最後の素材である未知の物質ヒヒイロカネを探すマシーン。しかしその実態は現時点で確認されている物質データに当てはまらないものを探すというものであり、しかも有効範囲が2mしかない。その性能に4万人の命が失われる大事故までの時間が迫っていたニコからは顰蹙を買った。
なおこのマシーンによって、前ループのエンブレムにヒヒイロカネが使われていたことが発覚。エンブレムを解体することでヒヒイロカネを入手し、無事期限までにサイコポッドを完成させることができた。
関連人物
所属するラボの所長であり夫。イチコの死の直前に不忘を発現し、入れ替わるように円卓メンバーに加入した。
一人娘。帝王切開による出産には成功したが、不眠により限界を迎えていた母体は出産に耐えられず、イチコは娘の成長を見守ることなく死亡した。
なお101回目のループでは前述の通り若いまま時間が進んだため、仮に彼女が生まれるとしてもニコラボメンバーとかなり年の差が出来る事になる。
円卓メンバー
ラボにおける同僚。男所帯だったラボでは待望の女性メンバーであり、ザックやラングからは熱烈な歓迎を受けた。
自身の霊魂を取り引きにニコを狂わせた張本人。取り引き材料として囚われていたが、アンディとの戦闘で弱ったところをラボメンバーの霊魂とともに叛逆しとどめを刺した。
関連イラスト
関連タグ
UNHEALTHY-不健康-…不眠がただの不眠症ならば不健康はただの虚弱体質である