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編集者:むやみ
編集内容:ちょっと追記

スグリ科植物の総称。またはその一種。この記事では狭義のスグリ(学名:Ribes sinanense)を解説する。

概要

和名スグリ
漢名酸槐
学名Ribes sinanense
分類真正双子葉植物(または真正双子葉類ユキノシタ目 スグリ科 スグリ属 スグリ亜属
樹高約1~1.5m
開花期5~6月
分布域日本(長野県、群馬県、山梨県、静岡県)
花言葉「好奇心」「感謝の気持ち」「私はあなたを喜ばせる」「あなたの不機嫌が私を苦しめる」「あなたに嫌われたら私は死にます」

スグリ科の落葉低木。信州の一部にのみ分布する日本固有の希少植物。

山地の林内の岩がちな場所でみられる。

属名Ribesはペルシャ語やアラビア語で「酸味のある」という意味のribasに由来し、種小名のsinanense(シナネンセ)は信濃に由来する。

特徴

茎は多数に分枝し、葉腋の下に3本の鋭いトゲがある。

葉は互生、又は短枝の先に密集してつき、葉柄は長さ約2㎝で密に毛がある。

葉身はほぼ円形、基部は切形~心形、幅約3㎝、3~5浅裂し、裂片は粗く、縁に鈍歯牙があり、両面に毛があり、縁毛又は腺縁毛がある。

葉の脇から小さく少し赤みを帯びた白い花をぶら下げるように咲かせる。花の萼片は反り返る。

褐赤色で楕円形の果実は食べられるが酸味が強い。

利用

近縁種のフサスグリセイヨウスグリクロスグリなどはジャムやシロップとして利用される他、ケーキやお菓子、料理の飾りに使われ、本種も稀に利用されることがある。

7月7日8月28日誕生花

不穏な花言葉はスグリの枝に鋭いトゲがあり、果実を採取しようと触れると怪我をする可能性がある事に由来するとされる。

ちなみにスグリのトゲは上述した近縁種よりも数倍多い。

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