概要
双子葉類ユキノシタ目に分類される植物の科のひとつ。現行のAPG分類体系ではスグリ属の約150種が属するが、過去の分類体系ではズイナ属など別の属も含んでいた(現在ではズイナ科として分けられている)。また、セイヨウスグリ(グーズベリー)などスグリ属の一部を別属として分ける考えもある。
総状の液果をつけ、多くの種類が果物として栽培され利用される。
日本には、ヤブサンザシ、ザリコミ、ヤシャビシャクなど9種が分布する。スグリという種もあるが、長野県と山梨県に稀に自生するのみの希少種である。
主な種類
- スグリ
- クロミノハスグリ
- エゾスグリ
- トカチスグリ
- トガスグリ
- コマガタケスグリ
- ヤシャビシャク
- ザリコミ
- ヤブサンザシ
- セイヨウスグリ/マルスグリ/グーズベリー
- フサスグリ/グロゼイユ
- アメリカフサスグリ
- クロスグリ/カシス/ブラックカラント
- キンイロフサスグリ
- ハリスグリ
- トゲスグリ
- ニイタカスグリ
- シオカゼスグリ
- ホザキヤブサンザシ
- オオモミジスグリ
- バッファローカラント
- ウスリースグリ
- ヒロハトゲスグリ
- ハナスグリ
- トゲナシスグリ
- ヨスタベリー