概要
サイバーパンクニンジャ小説【ニンジャスレイヤー】にて発せられた名台詞である。
これはニンジャスレイヤーとの戦いで窮地に陥った巨漢ニンジャのサイクロプス=サンが、混沌とした状況でどう立ち回れば良いのかと脳筋なりに悩んでいた際に、新人(ニュービー)時代の教官であったレッドゴリラ=サンから授かった教えを思い返した場面で登場した。
レッドゴリラ
「何事も暴力で解決するのが一番だ」
野蛮人丸出しの教えだが、四の五の考えず力業で事態を片付けてしまえば良いと開き直ったサイクロプス=サンは迷いを振り切り、ニンジャスレイヤーとの戦いに憂い無く挑んだのであった。
短くもインパクト溢れる教えであったことからこの一文はニンジャヘッズ達の心にパワーワードとして刻み込まれ、登場人物達が暴力で事態を解決する度に引き合いに出されている。ヘッズからの略称は「何暴メソッド」。
まぁ作品の性質上仕方ないのだが、この何暴メソッドを他の誰よりも実践しているのが主人公ニンジャスレイヤー=サンその人である。
ニンジャスレイヤー
「最終的に全員殺せばよいのだ!」
転じて他作品で混迷した状況を知略でどうにかせず、拳にモノを言わせた暴力で解決するような場面で引き合いに出されることもしばしば。
実際問題、トラブルやいざこざをスピード解決するのに”暴力”はうってつけであり、哀しいかな人類は対話による解決を放棄してしばしば暴力による解決を選んでしまう生き物である。世に争いが絶えないわけだ。