概要
XboxOneの次世代機。解像度は4K/60fpsや最大120fps/8Kに対応し、前世代のハイエンドモデルであるXboxOneXと比べて処理能力が4倍に上がるなど、全体的に性能が大幅に向上している。
ダウンロード版専用の廉価版・XboxSeriesSも同日発売。
XboxSeriesXとXboxSeriesSは世界同時発売で、価格はそれぞれ49,980円(税別)と29,980円(税別)。
ソフトはSmart Delivery対応の場合はOne版とSeriesX/S版をそれぞれ個別に購入する必要が無く、One版を互換させるためのアップグレード版を有償で購入する必要もない。PS5は法律・技術的な問題でPS4/PS5両方で使えるソフトが登場しないことからかなりの利点となっている。
Smart Delivery非対応の場合は下位互換で動作となるが、Smart Delivery対応となれば自動的にアップデートされる。下位互換の場合でもXbox one X enhancedに対応したソフトの場合はXbox one X同様に恩恵を受ける事が可能。
また、XboxOneに引き続きXbox360及び初代Xboxの互換対応タイトルのプレイが可能で、4世代ソフトが遊べる。(Kinectセンサーを必要とするものは互換からは除外されている。また、対応タイルであっても一部はDL販売は終了している。既に購入済みの場合は再ダウンロード可能で、新たに手に入れるにはパッケージ版を探す必要がある)
パッケージ版の場合はケースにXboxOne/XboxSeriesXと表記されている物であればそのまま入れてインストール作業を行えば必要なデータがインストールされ、必要なディスク内にない場合はダウンロードされる。ディスク内にデータのあるタイトルの場合は本体ファームウェアが対応していればオフライン状態の本体でも遊ぶことが出来る。DL版の場合はどちらの機種で購入した場合でも本体に応じたものがダウンロードされる。特にインストール数の制限は無い為、OneとSeriesX/Sの両方に同じゲームをインストールをする事が可能。
注意しなければならないのはパッケージ版DL版共にOne版(Smart Delivery対応版)とは別に映像表現等をさらに良いものとするためにSeriesX/S専用版が用意されているものもあり、XboxOneでも遊びたい、もしくはOne版が欲しい場合は対応機種に注意する必要がある。
また、2021年以降にディスクのジャケットのサイズが変更されている。通常売られてるパッケージではジャケット上側に対応機種が描かれているが、通販サイト等で使用されている商品画像ではそれらが省略された絵が使われてたり、説明での対応機種が片方しか書かれていないものある為、パッケージ版でXboxOneシリーズ/XboxSeriesXのどちらに対応した作品かを見極めるのは難しくなっているので注意。
現世代機で唯一、単独機能としてもWebブラウザを搭載しているハードである。使用エンジンは当然ながらChromium版Microsoft Edge。
噂
日本ではセガのゲーム機としてリブランドされ販売されるという噂もあったが、実際には違った。
スペック
基本 | 備考 | |
---|---|---|
CPU | AMD 8x Cores @ 3.8GHz (3.6GHzw/ SMT)Custom Zen2 CPU | |
GPU | 12TFLOPS, 52CUs @ 1.825GHz Custom RDNA2 GPU | |
メモリ | 16GB GDDR6 w/ 320b bus | |
映像出力 | 4K/120fps、8K | |
SSD | 1TB NVMe 速度:2.4GB/s(圧縮時4.8GB) | |
光学式ドライブ | 4K UHDBlu-rayドライブ | |
立体音響 | ○ | |
追加ストレージ | USB 3.0/3.1接続外部ストレージ、拡張ストレージカード | 外部ストレージ内のXbox Series X/S用ゲームの起動は不可。拡張ストレージカードは社外品の場合は外部ストレージ同様に起動が制限される。 |
※メモリバンド幅は厳密には16GB中10GBは560GB/sに、残りの6GBは336GB/sの非対称メモリシステムになっている。前者はGPU最適メモリでグラフィックに、後者は標準メモリでサウンド等に割り当てられる。
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