ブレイド(英雄教室)
ぶれいど
概要
CV:川島零士
ローズウッド学園に転校してきた少年にして『英雄教室』の主人公。
頭部の半分が黒髪と白髪に分かれる特徴的な髪色をしている。
好物はカツカレー…なのだが、初めて学食でそれを食べた際にはハイテンションで騒ぎながら感嘆し、尚且つカレーの事すらも知らずにいた模様。知らずに見た目とかの興味本位で注文したのだろうか?。
嫌いというか、本人曰く「あんまり好きじゃない」食べ物はニンジンとの事だが…これまで散々食べまくってきたカツカレーにそのニンジンが入っていたはずだが、それは一体どうしていたのかと、疑問が浮上しても来る。
正式な誕生日は不明だが、拾った日を誕生日とするという風習から劇中で17歳を迎えている。
目標は一般人となり、友達100人作ること。
気さくかつマイペースな性格であり、(後述する常人には想像できない程に過去での過酷な戦いゆえに)いざ戦闘や荒事になると経験豊富な貫禄ある落ち着きある姿も見せる。
しかしその反面中身5歳児と揶揄されるアンバランスな一般常識認識の低さを露呈しており、
カナヅチだと判明し水泳特訓を行おうとしたら駄々をこねる・国王の戯言を真に受けてキス魔化と精神年齢の低さを幾度も披露している。その一方で『トモダチ』として苦しんでいる同級生らの力になってくれる懐の広い一面も持つ。
その身体能力と戦闘能力は一般人はおろか英雄候補の生徒と比べても次元が違うレベル。ゆえに『超生物』という渾名がつけられるほど。それゆえに級友として親しまれつつ、超生物討伐委員会というグループが結成され(所属者はアーネスト他いつものメンツ)打倒して一泡吹かそうとする面々もいる。
また、その親しみやすさと頼りがいのある性格、加えて精神年齢の低さゆえに異性に対してしての距離感の無さから、アーネスト、ルナリア等々彼に対して恋心を抱く人物も増えていく。しかし本人の異性への興味や性欲が未発達で正しく伝わってないようである。ただし本人もそういった感情が無いわけでは無いようであり、アーネストが他の異性と仲良さそうにしている場面を見ると正体不明の感情が湧くあたり無いではなく未発達といった方が適切であろう。
正体及び来歴
その正体は勇者。かつて世界を救った伝説の人物である。
『勇者力』と呼ばれる選ばれし者が持つ特殊な力を幼少期から秘めていた為に戦いの日々を送り、魔王と最終決戦の後、勇者力が対消滅。そして今に至る。
勇者力を失った反動で全盛期の力を100%とし、ここまで力を出したらブレイドが命を落とす基準が存在し、それは30%→15%→18%→8%→4%…と劇中でも変動している。それでも主な力を失った状態でありながらも一線を画すほどの高い戦闘能力を持つ。
当然ながら彼が勇者であったことは学園内でも秘密であり、一部の面々しかこの事実を知る者はいない。
ちなみに勇者として活躍する以前の時系列の(当時ディオーネが初めて会った)5歳の頃が、再会を喜んだディオーネから語られたが勇者時代や現在からは考えられないような、野生児ぶりであった。
スピンオフの一つにしてアーネスト視点で描かれる『炎の女帝』では、なんと女子トイレすらも知らなかった事が発覚し、さすがに国王兼学長のギルガメッシュから窘められている。
これに関しては『それなら勇者時代は、トイレ関係はどうしていたのか?』という疑問すらも浮上してくる。
主な技
- 破竜饕餐(ドラグイーター)
個人で使う技としては最大の威力を持つと言われる対ドラゴン用の闘技。
発動までに気を練らないといけないので時間がかかってしまう。ただし事前に気を練っておけば6連発は可能。
- 聖魔剣
アーネストから借りた魔剣アスモデウスで放った際は、アスモデウスも悲鳴をあげるほどに負担の大きい大技。
闘気と精霊力の相反する力を同時に練り上げ貫く刃と化す魔法と剣技を同時に極めた勇者だけの固有技で、勇者力を失った体では撃てば命に関わるものの、その代わり凄まじい破壊力を持つ(この技を使ったがゆえに限界が30%から15まで下がった)。