概要
どのシリーズにおいても最高額物件として扱われており、新作が発売されるにつれて価格もインフレを起こしている。初代は50億円だったのが、スーパーファミコンでのシリーズは200億円、『V』で500億円となり、『X』で一旦300億円に下がったが、以後は1000億円、3000億円、1兆円、10兆円とどんどん跳ね上がる。
『WORLDDS』では岡山ではなく東京駅から2マス東の離島に「モモタローランド駅」があり、そこには『モモタローランド』が4兆円で存在する。ここで売られているのがこの1件だけなので買えば独占状態になって収益が2倍になる。
また、『2017』では大船渡駅を震災から復興させると「桃太郎復興ランド」が1兆円で売られるようになり、購入すると沖合に復興ランドが出現する。
『ワールド』では12年目1月より解禁されるオーストラリアの「ウルル平和公園駅」があり、そこには桃太郎ランドの建設素材6件が総額16兆1000億円で売られている。ウルル平和公園駅を独占することで桃太郎ランドが完成する。
「ゴールドカード」「乗っ取りカード」等買収系のカードもこの物件に限り無効(忍者のっとりクン等の買収系の手段も同様に無効)。ただし、過去作に登場した「イトーヨーカード」や赤穂浪士の12月乗っ取り等、作品によっては有効な手段もある。
桃太郎ランドを購入すると岡山駅の近くに桃太郎ランドが建設され、一部の作品ではミニゲームで遊べるようになったり物件の収益率が上昇する。
また様々なお邪魔キャラの干渉も殆ど受けない。但し通常の貧乏神が関係なしに勝手に売ってしまったりキングボンビーのサイコロ5対10勝負に敗北した時、他の所持している全観光物件もろども捨てられるといった例外もある為所持しても油断できない。なおハリケーンボンビーは必ず最後に吹き飛ばす。またまずお目に掛かることはないが『令和』ではデストロイ号が独占関係なしに無慈悲に破壊してしまう。
その収益率上昇というのが凶悪無比であり、購入するだけで所有する全物件の収益率が上乗せされる(+5ポイントになっている作品が多い)。収益率の低い高額物件などは、5ポイント上乗せされようものなら収益額が跳ね上がる(1%なら5ポイントが上乗せされれば6%になるので収益が6倍になる)ため、独走状態へ突き進むことも不可能ではない。これは、もともと桃太郎ランドの購入をゲームとしてのゴールに位置づけているからであり、それでもルール上最後までゲームを進めたい要望も切るわけにはいかないことから、購入者を圧倒的に有利な状態へ押し上げるボーナスを採用したとの事。
関連タグ
ネズミーランド:桃太郎電鉄USAでは「ネズミーワールド」が桃太郎ランドの代わりに登場。