目次
1 概要1.1 創作での扱い2 関連タグスペルは【virus】
なお読みは『ヴィールス』『ヴァイラス』のほうが正しい。
ウ"ィ"ルスとも表記されることもある
ウイルスには細胞が無く、自己複製ができないが、
DNAなどに遺伝子を持ち、生物の細胞を利用して増殖する。
そのため、生物であるとも、非生物であるとも言われる。
非常に小さいため、光学顕微鏡ではその姿を見ることができず、細菌濾過器も通過する。
形状はいろいろあり、
インフルエンザウイルスなどは球形、
タバコモザイクウイルスなどは棒状、
バクテリオファージは月着陸船のような形をしている。
病原体として認知されており、特にインフルエンザやHIVなど、他者から他者へと拡大感染していく者を指す場合が多い。
特に空気感染などで広範囲に繁殖できる病原体が、世界規模レベルで爆発的に広がることをパンデミックと呼ぶ。
創作での扱い
昨今ではSFホラーにとって欠かせない存在であり、代表格としては『バイオハザードシリーズ』に登場するT-ウイルスで、人をゾンビのように変貌させ、ゾンビ化した感染者が健全な人間を襲い、さらに襲われたがものがゾンビ化するという、ウイルスの感染と吸血鬼の特性を合わせた独特の特性を持つ。以降、SF世界、ギャグ漫画でのパロディのみならず、幻想世界ですらウイルスでゾンビ化という怪現象が一般化している。
ウイルスって、なんだっけ……。