概要
Ver4.1にて実装された、フォンテーヌに位置する水中刑務所。元々フォンテーヌでは罪人の処罰は「監禁・投獄」ではなく「国外追放」の風習があり、500年以上前に、前水神のエゲリアが贖罪を望む追放者達と協力して建設したもの。
地上1階、地下6階の円柱状の建物となっている。現管理者はリオセスリ。上述の通りメロピデ要塞は「国外」として自治権を持っており、行政府のパレ・メルモニアですら手続き無しで干渉する事が出来ない。
マップ上では主に
地上1階 門 (ルキナの泉の裏手に地下へのエレベーターが在り、地下トンネル経由で船で受付まで行く)
地下1階 受付
地下2階 居住エリア・執務室
地下3階 管理エリア
地下4階 生産エリア 上層
地下5階 生産エリア 下層
地下6階 廃棄された生産エリア
で構成されているが、古くから蟻の巣のように坑道が掘られているため、リオセスリですら全貌を完全に把握していない。
犯罪者達の吹き溜まりという性質上、元々の治安は極めて悪く、管理者や力ある囚人の横暴な圧政により死亡者も珍しくなかった為、フォンテーヌの人々からは地獄にも似た忌避をされていた。
しかし十年ほど前、囚人の一人だったリオセスリが前管理者の圧政を告発し、逃亡した後の地位に収まった結果、彼の改革により治安や生活環境は劇的に改善。その手腕は「水の上」でも讃えられる様になり、罪人の中には要塞内で一生住みたいと希望する者も現れたほど。
罪人には労働力として様々な物質生産を課しており、給料として特別許可券を配布し、特別許可券で様々な品物を購入する事で生活している。
要塞内には売店や食堂はもちろん、鉄拳闘技場をはじめとする娯楽施設も在る。
要塞内では公的なルールの他に、一部の者しか知らされていない「隠しルール」が存在し、興味本位で試した旅人とパイモンは酷い目に遭っている。
この3・4章では要塞(刑務所)という特色上、戦闘は鉄拳闘技場くらいしか無く、パズル要素や隠密行動などの頭脳を駆使する行動が多い。そういった意味では今まで「力こそ正義」でごり押ししてきた旅人達にとっては文字通りに頭を悩ませる内容になっている。
オープンワールドの本作において、魔神任務第4章3幕と4幕はメルピデ要塞内という閉鎖空間を舞台に展開しており、開発陣がジョジョ好きな事もあり、同シリーズの「ストーンオーシャン」を意識した内容になっている。