「全員で地獄に行くっすよ」
それは理不尽な状況に晒され続けた結果ぶち切れた、一人の少女の台詞である。
以下、該当イベントのストーリーのネタバレ注意。
概要
以前から登場こそしてはいたが目立っていなかった仲正イチカ。
そんな彼女がプレイアブルキャラとしての実装されると共に開催された、彼女が主役のイベント「Trip-Trap-Train」におけるストーリーにて発せられた台詞である。
とある簡単な、しかしながら重大な任務に従事していた彼女は先生と初の対面。
先生にとってもあまり関わる機会のなかった生徒ということで話をしていたのだが、そのときイチカは現実世界でも起こりうるほんの小さい「ミス」を犯してしまう。
そのミスに対して過剰とばかりに周囲から行われる弾圧。
そしてイチカ本人としては望ましくは無いが、目標地点が同じであり、多勢に無勢の状況であったために行動を共にせざるを得なかったテロリストからは度重なる軽口を言われ、好き放題にされる。
挙句の果てにはその騒ぎに駆け付けた人物から、正義の団体に所属する筈の自分がテロリストに加担していると疑われ、しかも自分の目的を逆手にとってテロリストから行われる理不尽な命令。
そもそもテロリストであるその人物は、自分達にとっては本来相容れない人種であるということも彼女にとってはストレスの原因だったのであろう。
彼女はそれでも我慢した。
我慢した。
我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して我慢して
そしてついにキレた。
まずは多大なストレスの源であるテロリストに向かって一発。
テロリストを有無を言わさずに処刑した彼女であったが、それは同時に彼女にとって簡単だった筈の「重大な任務の失敗」を知らせる地獄の鐘の音でもあった。
全てが終わった。
今までそうならないために必死に我慢したのに。
何故自分がこんな目に合うのか。
もう全てがどうでもいい。
自暴自棄になった彼女は静かにこう告げる。
「全員で地獄に行くっすよ」
その後、周囲にその宣言どおり地獄絵図が展開されたのは言うまでもない。
関連イラスト
サムネで誰がどうかかわってしまうのかわかるため、ネタバレ配慮のため、該当作品へのリンクという形で紹介します。
関連タグ
テロリスト…ストレスの原因A。この地獄を描く羽目になった主犯。
駆けつけた人物…ストレスの原因B。間が悪い。