概要
人類の希望にして伝説となったゴッデス部隊の一員。最後に合流したフェアリーテールモデルの一体。
人間時代は荒れた裏路地に暮らす不良だったが、ニケの人体実験に参加。桁違いの適性を示し今の姿となった。
真紅の長髪に、赤いマフラー、赤いコートから後ろから見るとさながら赤い頭巾(レッドフード)を被っているように見える。
本編より50年前の「アークガーディアン作戦」が描かれている、ハーフアニバーサリーイベント「OVER ZONE」にて彼女の事が語られる。
スノーホワイトや紅蓮達と共にゴッデス部隊に所属し、当時最強のニケとして最前線で活動、任務遂行に大いに活躍していたが、ある時ラプチャーの大隊と交戦し、そのまま消息不明・戦死扱いとなった。
これ以後、対ラプチャー作戦は絶望的な局面へ移行していく。
性格
大雑把で豪快、とてつもなくずぼら。愛用の赤いマフラーは一度として洗濯したことが無く(曰く「お日様の力で消毒できてる」)、専用武装の可変式ライフルには食事のスパゲッティが付着し、何をどうすればそうなるのか台尻にキノコが発生したことすらある。
しかし極めて人当たりが良いサバサバした性格で、特にスノーホワイトを妹分のように可愛がっていた。
「古いものほど、いいもんなんだ」というこだわりを持っており、趣味はもはや骨董品といえるラジカセにテープを入れてレトロな音楽を聞くこと。
注射と苦いお薬が苦手。
育ちのせいか、自分がゴッデスの一員として相応しくないと若干コンプレックスを持っている。
プロフィール
ゲーム内での性能
レアリティ | SSR |
---|---|
クラス | 火力型 |
コード | 鉄甲 |
武器 | スナイパーライフル |
バースト段階 | I、II、III |
初のバースト複数段階持ち。
通常ニケはそれぞれⅠ、Ⅱ、Ⅲのいずれかの段階の「バーストスキル」を持ち、これを順番に発動することで飛躍的に攻撃力が増大する「バーストタイム」に入ることができる。
つまり、部隊にはⅠ、Ⅱ、Ⅲのスキル段階ごとに一人ずつ、最低三人が必要となる。
しかし、レッドフードは全ての段階のスキルを持ち、単独でバーストタイムに入ることが可能(一戦闘に一度きり)。
スキルはそれぞれ、
Ⅰ段階(全キャラトップの攻撃力バフ)
Ⅱ段階(自身へのターゲット誘引・与えたダメージ分の回復)
Ⅲ段階(チャージ速度100%アップの速射バフ他)
となっており、Ⅰ、Ⅲを活かした超短期戦、複数回バースト発動させる前提の長期戦、いずれもトップクラスの性能を持つ器用万能タイプと言える。
メインストーリー
- 本編13章にて
強大なヘレティック・モダニアとの交戦中、指揮官の身に危険が及ぶ。
ラピは咄嗟に「モード『レッドフード』」の封印を解いた。
同時にラピの脳内には
『Fairy Tale Model:05【RED HOOD】 A wolf has to die at the bottom of the well(狼は井戸の底で死なねばならない)』
という文字列が表示される……
本編24章にて、エデンの使者・ドロシーがヘレティック・ニヒリスターを撃墜。
死体はサンプルとするため、中央政府の施設に厳重に保管された。
しかしニヒリスターはそれを予測して「死んだふり」をしていた。
施設内で目を覚ました彼女によって、同じく保管されていた強大なラプチャー達が復活。
アークは再び存亡の危機に立たされる。
混乱の中、ラピはニヒリスター達を近くの軌道エレベーターに押し込んで地上に射出するしか方法がないとレッドフードを解除。
ドロシーと共闘しながら、自分もろとも射出させ、アーク外に放逐する事に成功した。
しかし活動限界の10分を越えた事により、ラピの身体に異変が生じた。
凄まじい高熱と体組織の変異の中、ラピの意識は途切れ…
レッドフードの姿で目覚めた「彼女」は地上を彷徨い始めた。
これよりネタバレ注意
1周年記念イベント「RED ASH」では、在りし日のゴッデス部隊と、その中で活躍していたレッドフードの姿が描かれる。
チームのムードメーカーかつ主戦力であった彼女だが、コードネーム「ウルトラ」と呼ばれる巨大ラプチャーとの戦闘において侵食を受け、余命幾許も無いなか、心のどこかで死地を求めるようになっていた。
圧倒的戦力で迫るラプチャーに人類連合軍も追い詰められ、人類に敗北が迫る状況の中、起死回生の作戦が決行される……
生来の陽気さと不屈の根性で周囲を鼓舞し、自身に向けられる期待で己を鼓舞して立ち上がる真性のヒーロー。
その在り方は、ニケの原型であり次元違いの力を持つリリーバイスをして「あなたこそ『勝利の女神』にふさわしい」と言わしめた。
本編25章では、レッドフードとして覚醒後、ヴァイスリッターのクラウン、チャイムと焼きいもを巡って漫才のようなやり取りを行っている中、ライフルを発砲。その轟音を聞きつけたドロシー及びカウンターズと邂逅する(面談場所や、個別エピソードの背景が荒野なのはこの時系列のため)。
本編26章では、たどり着いたレッドフードの故郷において、彼女の死を拒否するドロシーとカウンターズが対立するのだが…