CV:三宅健太
概要
ボッス王国初代国王。王様ランキング7位。
人智を超えた剛力を誇る巨人族の戦士で、魔物に襲われていた村を一人で救い、一代で王国を築き上げた豪傑。
かつて諸国を漫遊していた頃、魔法への対抗手段を得るべく訪れた魔法立国ホウマにてミランジョの父を図らずとも討ってしまったが、ミランジョの母の優しさに触れたことでミランジョを見守るようになり、神々との闘いに協力した。だがホウマを裏切ったギャクザ人にミランジョが重傷を負わされたのを見ると怒りと悲しみのままにギャクザ人を大量虐殺。その死体を材料にとある魔法使いにミランジョを治療してもらう。
その後はミランジョと旅に出て闘いに明け暮れていたが、彼女に最も強い存在であるチャビ神の事を教えられ、異質な力を前に敗北を喫した(後に魔神との契約で得た力で撃破)。
そして魔神と契約し、「ボッスの寿命」と「後に生まれる子供の力」を代償に「強さだけなら1位」と称される力が約束され、ミランジョの紹介で当時最強と謳われていたシーナとの間にボッジが産まれた。よってボッジが非力なのは魔神との契約の影響なのである。
ボッジの誕生を悟ると以前魔物から人々を救った集落に王国を築き、ボッジに何不自由無い生活をさせるという使命を抱く。シーナの死後、またもやミランジョの紹介でヒリングと出会い、彼女との間にダイダが産まれる。
その後契約の副作用で病気になり次期国王にボッジを指名して死去するが、妻の意向でダイダが次期国王に即位。ミランジョの策略によりダイダの体を乗っ取る形で復活し、ミランジョの野望の実現に動く。
第一部終盤、無抵抗のまま冥府の罪人に投獄され、ベビンに自身の過去を語ったのち地上に戻り、オウケンに負傷させられたボッジ達をダイダの治癒魔法で復活させたが、反動で体力は半分以下にまで消耗。
それでもボッジの力に加え小柄なダイダの身体で巨人の頑丈さが濃縮されていたためオウケンをねじ伏せ、岩の中に封印したのちボッジと対決し敗北。
ダイダを解放し、望み通りボッジによってミランジョの鏡が割られた事で彼女と共に魂が抜け、ミランジョの末路を見届けたのちシーナ、ミランジョの母と共に昇天した。
余談
作中の所業からか、二次創作ではシーナにシバかれてる物が多い。