概要
112話で語られた魔法立国で、ミランジョの出身地。
若い頃のボッスが魔法との戦い方を身に付けるべく訪れた国で、神々が人間の国々を奴隷にしてきた現状をいち早く知り、神のみが使えた魔法を習得して神々に初めて抗い、ボッスの助力もあって連戦連勝してきた。
しかしたった一度の敗北で総崩れとなり、隣国のギャクザと共に発展し、豊かになって自分達を守ろうと考える。
心優しいホウマ人は彼らとの和解を夢見ていたがギャクザはホウマとは何もかも真逆の国。
ホウマが莫大な資金を投じ改革に取り組み、人々の為を思って仕事を与え学校や病院を建て山に木を植え、魔法も教えて国土を豊かにしたものの、周囲の大国からの搾取が原因で自己保身や詐欺を続けてきたギャクザ人の心までは変わらず。
おまけにギャクザは神々の国に近い為、豊かなホウマは嫉妬及び見下されるようになり、戦場でも優位な時だけギャクザの非道によって恨みを買い不利になると逃げられ疲弊の一途を辿ってしまう。
中でもミランジョの母は金を騙しとられた挙句にギャクザ人に殺害され、娘も顔の皮と両手を切り落とされて餓死するまで見世物にされ、ミランジョはボッスに救われたものの最終的にホウマの人々は逃走してしまった。