アメノタヂカラオ

あめのたぢからお

日本神話に登場する神々の一柱。

概要

日本神話に登場する神々の一柱。

『古事記』では「天手力男神」、『日本書紀』では「天手力雄神」と表記される。

『大和志料』に引用された『斎部氏家牒』の記述によると、知恵の神であるオモイカネの子供であり、阿智祝の遠祖であるとされる。

その名の通り、類稀な腕力・握力を有する怪力の持ち主の男の神であるといわれており、神話によると、岩戸隠れの時には岩戸の脇に控えており、アマテラスが岩戸から顔を覗かせた際に、アマテラスを引きずり出し(あるいは岩戸を聞き開けて)暗闇に閉ざされた世界には明るさが戻ったといわれている。

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