概要
複数の猿轡を対象に施す事。
段々と重ねるように対象の顔を覆っていくのが特徴。
「複数」とはあるが、実際のところは二種類以上の猿轡を重ねて施していればこれに該当する。
詳細
詰め物、噛ませ、被せ、鼻上被せ…といった具合に、比較的小さな猿轡から順番に施していくのが主体。
基本的には布系の猿轡を用いることが多いが、一部にテープを施す場合や、ボールギャグ、パネルギャグなどの所謂SMグッズを採用するケースなども見られる。
また、後頭部や頭頂部にかけて猿轡以外の布を巻きつける例もある。
これらは主に重ねた猿轡の補強や、外見的な拘束感をより強めるといった機能に一役買っている。
他には、耳栓や鼻栓、目隠しなどのオプションをつける事も多く、これらの都合上、施していく過程の描写や差分にも恵まれている。
ちなみに、猿轡としての効果は無いが、レインコートやパーカーなどのフードを用いることで対象の頭全体を覆い、前述の外見的な厳重さを追加する手法も存在する。
一般的な猿轡と比較した場合、重厚な見た目もさることながら、厳重さ故に対象のうめき声を物理的に弱める働きもあり、機能的にもしっかりと多重としての役目を果たしている。
シチュエーションによりけりだが、外側の布を外したがその下にはまだ……という場合などの、絶望感が漂う描写に利用されるケースが多い。
余談
あれこれ解説したものの言ってしまえば好みの問題であり、猿轡の種類や数に制限は存在しない。
施す猿轡やオプションのパターンにだけ夢と可能性があるため、作り手の腕と性癖の見せ所といえよう。
多重猿轡に限った話では無いが、現実で行う場合は窒息や鬱血などに注意すること。
特に、他者に施す場合は必ず本人の同意を得てから、安全を第一に施すことをお忘れなく。