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流桜の編集履歴

2023-12-09 11:56:50 バージョン

流桜

りゅうおう

流桜とは、少年漫画『ONEPIECE』に登場するワノ国での「覇気」の別名。

概要

『流桜(りゅうおう)』とは、ワノ国での「覇気」の別名である。

より厳密に言うと、覇気(体内を流れている覇気)そのものを指した言葉である(※決して覇気とは違う別の概念ではない)。

また、「武装色の覇気」の別名である可能性を公式でも指摘されている。


※この言葉には問題点が多く存在しているため、主にそちらについて下記の『情報の信憑性について』の項目で解説する。『覇気』『武装色』の詳細については以下の記事を参照。

言葉記事名
覇気覇気(ONEPIECE) ※こちらに関しては武装色を含めて覇気全般のより詳細な内容を掲載。
武装色武装色

情報の信憑性について

『流桜』という言葉に関しては、多くの読者は見方を根本から間違っており、公式情報にも疑わしい記述が存在している。実際に代表的な主張を挙げながら、解説していく。


  • 主張1: 流桜と覇気は別概念

作中の描写から「覇気と流桜は別概念だ」と主張する読者が多く見られる。しかし、このような主張を見てみると、


  1. 作中の描写を無視しているため、そもそも不適切である
  2. 読者が根拠にしているのは、覇気そのものの違いではなく、覇気の技術の違いである
  3. 根本的な部分まで触れられておらず、別概念ではメカニズムを全く説明できない
  4. 仮に別概念とした場合、どの情報も流桜の発生源の説明がないため、全く根拠がない

等の問題が発生するため、明らかに誤りである。


  • 主張2: 流桜は外に纏う覇気

作中の描写から「流桜=外に纏う覇気」と主張する読者も多く見られる。しかし、このような主張も、


  1. 外に纏う覇気の中には技術が、武装色と覇王色の2色が含まれており、色の数としては中途半端になり、不公平になってしまうため、流桜を外に纏う覇気とするのは、あまりにも不自然である(1色の覇気・2色の覇気(武装色・見聞色の2色に限る)・覇気全般を指す言葉であれば問題はない)
  2. 作中の描写が不適切になる

等の問題が発生するため、誤りである。


  • 主張3: 流桜は武装色の覇気

作中の描写から「流桜=武装色の覇気」と主張する読者も多く見られる。実際にこれは公式情報でも可能性を指摘されており、一見すると問題はそこまでないため、上記2つよりも信憑性がありそうな情報ではあるが、解析していくと、


  1. 武装色の覇気は定義を考慮すると、作中の描写が不適切になる
  2. 「流桜は武装色の覇気」という確定情報はない
  3. 覇気の色は、あくまでも効果・技術の違いで区別されているに過ぎないため、たとえ武装色以外の色であっても作中の描写が不適切になる
  4. 武装色の覇気と類似する技術は、覇王色の覇気にも存在する

等の問題が発生するため、信憑性は低い



まとめると、流桜の意味を「覇気の技術」「覇気の効果の違い」で捉えてしまうと、描写が不適切になるということが分かるため、流桜は、「覇気全般」「覇気そのもの」「体内を流れている覇気」を指した言葉であるというのが結論となる。


そもそもワノ国には、おでん以外に覇王色を使用できる者がおらず、実力者の殆どは基本的な2色の覇気(武装色・見聞色)しか体得していないことから、覇気の効果の性質上、覇気を纏って攻撃や防御に扱える色は武装色の覇気のみとなる。そのため、仮に流桜が武装色の覇気であった場合でも、『剣を武器とする侍が多いワノ国では、攻撃や防御の手段で扱える武装色の覇気が特徴的であったために、自然と「流桜=武装色の覇気そのもの」と認識する者が多くなってしまっただけに過ぎない』ということで説明がつく。


原作版・アニメ版の解釈の違い

実際に誤解の影響は公式にも及び、原作とアニメでも解釈の仕方に食い違い生じている。


原作

  • ワノ国での「覇気」の別名で留まっており、武装色の高度な技術だけを指すような言葉として解説している描写はない

アニメ

  • あたかも武装色の高度な技術だけを指す言葉のような描写になっている
  • 覇王色の覇気」を纏う技術も明かされたことで、さらに曖昧になっている

関連項目

ONEPIECE 覇気(ONEPIECE) 武装色 見聞色 覇王色

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