◆忍◆ ニンジャ名鑑#162 【ニーズヘグ】 ◆殺◆
ザイバツの幹部級ニンジャ。
奇怪に変形するカタナ「ヘビ・ケン」を用いる暗黒カラテの伝承者であり、
かつてはバジリスクとコンビを組み、
ザイバツ内で双頭蛇(フタツアタマヘビ)の異名で畏怖されていた。
(ネオサイタマ電脳IRC空間「ニンジャ名鑑」より抜粋)
人物
初出は第2部「カース・オブ・エンシェント・カンジ、オア・ザ・シークレット・オブ・ダークニンジャ・ソウル」。
秘密結社『ザイバツ・シャドーギルド』の最高幹部衆グランドマスター位階の一人。
他の多くのグランドマスターと異なり、組織内部の派閥争いには興味を示さず、『自らが存分に暴れられるイクサ場があればそれでいい』と言ってのける武人肌の戦闘狂。
とはいえ完全な脳筋というわけではなく、同じくグランドマスター級ニンジャのパーガトリーと舌戦を繰り広げ、最後まで自分に有利に事を進めるなど腹芸や話術においても実力を見せている。
オミヤゲストリート襲撃事件以後、共に事態を収拾したダークニンジャのカラテのワザマエに惚れ込んでおり、彼の目的がザイバツの総意と異なるものと知りつつもその後ろ盾を買って出ている。
容姿
オーカー(黄土)色のニンジャ装束を身に包んだ40代前半の男。ちなみに左利き。
ジツ・カラテ等
グランドマスター位階に恥じず、ナラク共鳴モードのニンジャスレイヤーとほぼ互角レベルのカラテのワザマエを誇る。
ニンジャ感知力も高く、後述のヘビ・ケンのワザマエも相まってまさに強者。
ヘビ・ケン
ニーズヘグの代名詞と言える武器。刀身が五つに分割され、高伸縮性のモノフィラメントワイヤ束で繋がれた異形の剣。いわゆる蛇腹剣。セグメント分割で鞭状武器になる。
銛のような逆棘状の刃で、刺し貫いた獲物はヘビの如く逃がさない恐るべき武器。
刀身を分割した鞭状形態は彼にとって切り札に近いもので、戦況によってはあまり積極的に使おうとはしない。
ニンジャスレイヤーの聖なるヌンチャクの乱打を幾度も受け続けても壊れなかったという、相当な頑強さも持つ。
アフリカ投げナイフめいた邪悪なスリケン
名前通りの得物。バジリスクも使用していた。
ドク・ジツ
ヘビ・ケンやアフリカ投げナイフめいた邪悪なスリケンの刃に塗られている猛毒。強烈な毒性を誇り、命中すればニュービー・ニンジャを即死させるほど。
トカゲ・ニンジャソウル由来の能力ゆえか自身も毒物に対する耐性を持っている。
イビルアイ
切り札中の切り札。一種の瞳術であり、目から放つフドウカナシバリ・ジツの光線によって対象を石化させてしまう能力。