概要
『逃げ上手の若君』の登場人物。
足利方に仕えるくノ一の少女。
鎌倉幕府残党軍を指揮していた北条時行の首を取るべく隙を見計らっていたが、時行になかなか隙ができなったこと、夏が未熟だったこと、時行のボディーガードでもある風間玄蕃に見透かされたことが重なったため、足利尊氏が叛乱を「諏訪頼重の乱」と名づけて矮小化することができずに、時行が名づけた「中先代の乱」が後世の正式名称になってしまう。
責任を感じた夏は「中先代の乱」の終結後も時行の首を狙いつづけるが、風間玄蕃に殺気を見透かされて邪魔をされてしまう。ならば今度は代わりに玄蕃の首を狙うが軽くあしらわれたあげく、彼に爆裂弾(※)の製造を手伝わされてしまう。
※爆裂弾…元寇で元軍が使った「鉄砲{てつほう)」のようなものと思われる。元軍が使用したものは導火線に火をつけて敵に投げつける一種の手榴弾。