「俺の腕が欲しいのなら、金のみが俺とお前を繋ぐ糸だ」
プロフィール
武力 | 11 | 蛮性 | 75 |
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知力 | 39 | 忠義 | 18 |
政治 | 2 | 混沌 | 84 |
統率 | 4 | 革新 | 81 |
魅力 | 6 | 逃隠 | 79 |
技能:原始の忍 | 潜伏・破壊工作・諜報の複合技能 |
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固有アイテム:自在面 | 「玄蕃丞千変万化粧」 |
趣味 | 覗き・潜入先での露出・各種ハラスメント |
座右の銘 | 下心なくして人間なし |
マーキング・パターン | 惑帯に惑菊綴 |
CV | 悠木碧 |
概要
若年ながら信濃から諏訪にかけて悪名を轟かせる盗人。常に狐の面を被っている。
盗賊の技術が高い上に、秘伝の粘土で狐面の顔を自在に変え、誰にでも化けられるという、いわば原初の忍者の一人。
父は信濃に住む諏訪氏の支流の武士だったが、主君のためにと覚えた技術が「武士に無用の卑劣な技」と非難されて逆に信頼を失ったばかりか、盗みの疑いをかけられて一族を追放され、不遇の内に亡くなる。
玄蕃はその父から技と名前、そして「金以外信じるな」という主義を受け継ぎ、周囲から蛇蝎の如く嫌われようと、図太く生き抜いてきた。
諏訪頼重は、後醍醐天皇から発せられた諏訪没収の綸旨を小笠原貞宗の館から盗み出すため、及び北条時行の郎党『逃若党』に加入させるため、時行に玄蕃を引き込むよう指示する。
玄蕃は時行を「世間知らずのボンボン」と馬鹿にするが、時行の天然ぶりと「将来時行が天下を奪回したら一国が報酬として与えられる」という破格の条件に面食らい、時行が同行する事を条件に仕事を引き受けた。
綸旨を保管する倉庫に火を放ったものの、貞宗の眼力と、市河助房の聴覚のタッグによる追撃に追い詰められ、時行を見捨てて一人で逃げようとするが、身を挺して自分を庇った時行に心揺さぶられる。数々の術を駆使して貞宗と助房を翻弄し、時行を連れて見事脱出した後、『逃若党』に加わった。
下半身を露出させて股間をグルグルさせる下品な芸をもっており、アニメ第6話では綸旨が文字通り灰燼に帰した祝宴に、透過光付きで番組が終了する謎演出が披露された。
足利方の忍者集団・天狗衆の1人・夏を、彼女が未熟であることもあって術中にはめて時行方につけ、爆裂弾製造に強制的に協力させている。
一見ボケ担当かと思いきや主人公が天然からくるボケをかましたりもするためツッコミ役の方が少し多い。
余談
上記にある諏訪氏支流は史実であり、信濃の風間神社を含んだ荘園に庄司として派遣された一族がいる。(派遣された年は979年と古い)
後に子孫は信濃の外(越後や出羽)にも進出しており、この風間氏が風間姓の始まりと言われている。
また、戦国時代の北条一族(北条早雲を開祖とする所謂後北条氏)に仕えた風魔小太郎を党首とした忍びの一族、風魔一族の始祖が恐らく風間玄蕃であると思われる。
- 桔梗ヶ原の玄蕃之丞
塩尻に伝わる化け狐伝説に「玄蕃之丞」というものがある。
逸話はいくつかあるが特に有名なものだとこの玄蕃之丞は桔梗ヶ原一帯の狐達をシメる親分であり、村民を少女や大名行列に変化して驚かせたりしていた他、何か悪巧みをする際に一声かければ松本平の化け狐の親分達が集まってきたという。
なんと明治時代まで生きていた話もあり、子分達をロードキルしていた汽車に対し自分も汽車に化けてタイマンするという伝説も残っている。
現在も玄蕃まつりという形で伝説は残っており、風間玄蕃のモチーフの一つとしてこの玄蕃之丞が取り込まれていると考えられる。
関連イラスト
キャラクターPV
ショートPV
関連タグ
逃げ上手の若君 北条時行(逃げ上手の若君) 夏(逃げ上手の若君)
関連キャラクター
夜桜嫌五….同じく糞尿系の下ネタ愛好者である事に加えて、玄蕃同様の変装の名人でもある。ちなみに姉の1人は玄蕃と中の人が同じである。
石神千空、スイカ…漫画Dr.STONEの登場人物である彼らは玄蕃同様に黒色火薬の主成分の一つである硝酸塩を糞尿から生成する描写がある。(スイカは元々糞尿から硝酸塩を生成するノウハウを持っていた千空に伝授されていた。))