概要
第6話にて命名された、北条時行の郎党の名前。
足利尊氏打倒を目標としながらも、時行の生存が敵にバレては困るため、外向けの党名が必要という話になり、「若の逃げを戦略にする党だから」という理由で名付けられた。
ちなみに、敵側の小笠原貞宗は、存在と名前を聞いた時は「諜者(ちょうじゃ)党」(諜者=スパイ)と勘違いし、堂々を挑発していると激怒している。
主君
- 北条時行…鎌倉幕府第14代執権・北条高時(逃げ上手の若君)の次男。
幼いながらも身体能力と洞察力に優れるだけでなく、敵味方を問わない人たらしの天才でもある。
時行と会った諏訪頼重は彼に英雄としての素質を感じて自領である諏訪大社に匿ったうえで郎党となる若者たちを会わせ、敵対する小笠原貞宗も時行の素質を認めたうえで武士としての心得と武将としてのふるまいを教え諭している。
郎党
- 雫…諏訪頼重の娘、秘術と事務に優れる。頼継は甥。
- 弧次郎…剣の腕に優れ、将として一軍を率いることを期待される。
- 亜也子…長身の少女、時行の便女となることを期待される。
- 風間玄蕃…盗賊、だれにでも化けることができる。仮面をかぶっており、素顔を見せない。
- 吹雪…二刀流の剣客。足利軍と鎌倉幕府残党軍の対峙中、残党軍が足利尊氏の圧倒的な神通力にあてられて戦意を失うなか、彼もまた戦意と記憶を失って逃若党から離脱、行方不明になってしまう。