概要
第6話にて命名された、北条時行の郎党の名前。
足利尊氏打倒を目標としながらも、時行の生存が敵にバレては困るため、外向けの党名が必要という話になり、「若の逃げを戦略にする党だから」という理由で名付けられた。
ちなみに、敵側の小笠原貞宗は、存在と名前を聞いた時は「諜者(ちょうじゃ)党」(諜者=スパイ)と勘違いし、堂々と挑発していると激怒していた。
主君
幼いながらも身体能力と洞察力に優れるだけでなく、敵味方を問わない人たらしの天才でもある。
時行と会った諏訪頼重は彼に英雄としての素質を感じて自領である諏訪大社に匿ったうえで郎党となる若者たちを会わせ、敵対する小笠原貞宗も時行の素質を認めたうえで武士としての心得と武将としてのふるまいを教え諭している。
郎党
諏訪頼重の娘。秘術と事務に優れる。頼継は甥。時行の執事として彼の身辺の世話や家中の経理、政治的折衝等を担当。有事においては兵站や参謀の面でも活躍する。
剣の腕に優れ、将として一軍を率いることを期待される。諏訪神党・祢津家の傍流。
剛力長身の少女。時行の便女となることを期待される。諏訪神党・望月家の庶子。
元盗賊。老若男女問わず化けることができる。仮面を被っており、素顔を見せない。
二刀流の剣客。軍略に精通し、相手や状況によって的確な戦術を編み出す。
元弘の乱で敗残兵となった若き女武者。戦で手指と主君を失い農家の下女にまで落魄れていたが、時行と正宗の助けで再び戦う力と生き甲斐を得る。
とある事情から党に入ったくノ一の少女。
最初は敵方に帰ろうとしたが、玄蕃の思惑にはまり逃若党に入ることになった。