仕方ねぇ俺がちょっとだけ概要になるわ
元ネタである「もうホモでいいや」は男性を描いた作品に付けられる称賛タグであり、シス男性さえ魅了されてしまうような美しさ、かわいさであるという心情を簡潔に表したものである。
震源地である『逃げ上手の若君』が時代劇であることを踏まえ、異性愛者までもそちらの道に引きずり落としてしまうほどの北条時行の妖艶さを再現した秀逸なイラストに既出の概念である「もうホモでいいや」をもじって「もう男色でいいや」というタグが生み出された。
発生の経緯
2024年、この概念を体現したアニメが登場し話題を集めた。室町時代の武将北条時行の幼少期を描いた時代劇「逃げ上手の若君」である。
わずか8才の男児とは思えない色気たっぷりな表情、「こら、死んだらどうする」や「責任はとってもらうぞ」といった、もはや狙ってやったとしか思えない濃艶なセリフ回しなど、その筋の人ならずとも魅了されそうな描写がなされた。
放送開始直後、X(旧Twitter)上で番組のキャプチャ画像と共に「誓ってホモではないが、こいつの半裸を想像すると射◯が止まらない」(大意)という旨の書き込みが十万バズを起こし、海外にまで波紋が広がる事態となった(外部リンク)。
余談
- 日本において、男性同士の同性愛は、明治期の脱亜入欧運動で迫害されるまではさほど忌避感も無く同居していたようであり、「衆道」や「男色」と呼ばれ、文化的な趣味と見做されていた。