※『逃げ上手の若君』第一話のネタバレが含まれています。
概要
故郷・鎌倉を火の海にされ、信濃の神官・諏訪頼重から「信濃諏訪に逃げ、いずれ仇を討ちましょう」と勧められたものの、「敗れたものは死なねば武士の恥」と断った北条時行。すると頼重は「では死になされ」とあっさり時行を崖から突き落とした。
鎌倉を襲う武士らの渦に落ちた時行は卓越した逃げ上手でその攻撃を逃れ、崖をよじ登って頼重に抱き着き、怒りと興奮、恐怖と快感が入り混じった複雑な心境で顔を赤く上気させ、薄笑みを浮かべながら口にしたのがこの台詞である。
頼重が時行を崖から突き落としたのは、決して望み通りに死なせようとしたわけでなく、時行に自身の『類稀なる生存本能』を気付かせるためであり、生き延びようとする意識を確かめるためであった。この『逃げ上手』を目の当たりにした事で、頼重は時行の才覚を確信し、鎌倉を滅ぼした足利高氏への反旗を翻して行くのだった。
ネット上で
第一話時点では推定7、8歳の若君である時行が、幼い顔を興奮で赤く染めつつ頼重に抱き着く光景が紳士淑女らの琴線に触れたことで、漫画連載時もアニメ放映時も話題になり、特にアニメでその場面は力を入れた作画で時行の表情が描かれた影響から、PixivやXでイラストが多く描かれることとなった。
公式動画
関連イラスト
パロ
微エロ
こら、関連タグを追加したらどうする
糸色望 :「死んだらどうする!」が決めゼリフなことで有名な先達キャラ。死にたがり(?)のくせに、いざ死ぬような目に遭わせられるとこう宣うあたりも同じであり、恐らくは本台詞のオマージュ元。