弧次郎(逃げ上手の若君)
こじろう
武力 | 63 | 蛮性 | 90 |
---|---|---|---|
知力 | 37 | 忠義 | 95 |
政治 | 5 | 混沌 | 59 |
統率 | 61 | 革新 | 31 |
魅力 | 42 | 逃隠 | 43 |
技能:太刀打ち(丙) | 太刀適性20%上昇 |
---|---|
技能:将適性(丁) | 統率5%上昇 |
技能:武士の鑑(丁) | 武力・忠義・蛮性5%上昇 |
技能:ツッコミ | 主君の天然度が高いほど統率・混沌・反応速度が上昇 |
時行との関係 | 主君三割友達七割 |
マーキング・パターン | 梶の葉・月・茨 |
CV | 佐藤恵(ボイスコミック)/日野まり(アニメ) |
諏訪頼重により北条時行につけられた3人の郎党(側近)のうちの1人。「○○っス」と話す体育会系の少年。
時行と同世代の幼さでありながら頼重に認められるほどの刀の使い手であり、いずれ一軍を率いる大将となることを期待されている。鎌倉武士らしく口を開けば割と物騒なことを言い出すが郎党の中では比較的常識的なためツッコミに回ることも。
信濃の諏訪神党三大将の一人、祢津頼直の一族のものらしいが、ある理由から頼直から冷たく当たられており、祢津家のために働くことを言い含められている。
諏訪神党三大将の一人、祢津頼直から嫌われていた理由は単行本9巻で明らかになった。
弧次郎の母親は頼直の妹だったが、鎌倉幕府の御内人(北条氏の直属の家臣。絶大な権力を誇った)が彼女に強引に手を出し、結果弧次郎が産まれることになる。しかもその男には既に妻がおり、妹に対し何の責任も取ろうとしなかった。要するに諏訪家臣の姫が北条の直臣に手籠めにされて産まれた私生児というかなり複雑な生い立ちである。
頼直の訴えも握り潰され、心も体も傷つき弱った妹は弧次郎を生むと命を落とし、扱いに困る孤児が一人残った。
その子は頼直の嫡男・小次郎と容姿が似ていたので、武芸の腕を買われて、病床に臥す祢津家次期当主・小次郎の影武者を勤めており、「祢津小次郎」の名で諏訪頼重・時継親子が起こす乱に出陣する。
頼直が本来なら甥となる弧次郎に厳しくあたっていたのは、こうした経緯故だった。
妹に手を出したのが北条の身内ゆえ、直に関わりの無い時行に対しては一応忠誠を誓っているものの、「北条の威光を笠にやりたい放題の側近もいた事、どうか若君には心にお留め頂きたく」と時行に忠告するなど、北条家には複雑な気持ちを頼直は持っているらしい。
弧次郎本人も事実を把握しており、厄介な出自の自分を捨てず殺さず居場所をくれたとして、頼直に恩を感じており、命がけで報いるべきと考えている。
第2部では正宗から体格を補う為に手首と柄が繋がった太刀「鐵柳」を受領。積み重ねた鍛錬により、大人の豪傑とも渡り合うほどの強さを発揮する。
また、秕のことが気になるらしく、時行から散々に揶揄われている。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る逃げ若掌編詰め合わせ④
主に12~13巻収録回の連載時に書いていたお話をまとめました。 最後の2つだけ、14巻の内容を(ほんの少し)含んでいます。 1ページ目に目次があります。9,883文字pixiv小説作品- 鬼ごっこの果てに
いざ、生きたがりの鬼ごっこ
大変お待たせいたしました、そしてお久しぶりです。 このお話が続くと思っていなかったのですが、一作目で思いのほかたくさんの方に興味を持っていただいたので続編を書いてみました。いつまで(自分の気力が)続くかわかりませんが、これからも頑張ってできるところまでは書いてみたいと思います。 本当に逆行した場合、若君だったら健気に、そして希望を抱いて突き進んでいく可能性も考えたのですが、やはり自分の親兄弟を亡くし、養父と死別し、郎党を殺され、最後は自分も処刑されるという末路をたどれば責任感の強い若君のことだから慎重になる部分も増えると考えました。1回目の人生は子供ゆえの純粋さと無鉄砲さが目立ったのではないかなと。だから興奮と希望に満ちるときと極度の不安に襲われる時を両方描きました。(結果、とても情緒不安定な若君になりました泣) 前回とは違うからこそ変えられる、それはいい方向にも悪い方向にもどちらにも転がります。だからこそ、まっすぐな若君はその変化のかなめである自分に極度なプレッシャーを感じながらも、周りに支えられ、また成長していくのかなと思いました。 今回は弧次郎目線を多めにして書いてみました。弧次郎は若君のことをよく見ているし、かといって吹雪のような分析説明とは違うナレーションをしそうなので採用しました。吹雪だったら言葉の節々で若君の発言の違和感に気づくかもしれませんが、弧次郎は言葉のような外面から推測するのではなく、内面の原因を考えてくれそうだなと思いました。玄蕃は、後半の作品で活躍してほしいので今回は出番を少なめにしました。 ちなみに、保科殿に怒鳴っているときの若君の口調は長年大将として戦をしてきた経験と北畠顕家の影響を念頭に置いて描きました。1作目を書いた時にはまだ13巻までしか読んでいなかったのですが、この1ヶ月で最新の単行本を読み、新たな父の魅力に気づいてしまったので後にまた触れたいと思います。 ところで、みなさんは若君とどの郎党の組み合わせが1番お好きですか? 私はどれも尊すぎて選べません笑 逃若党好きな方はどうぞ仲良くしてください🙇♀️ 追伸 保科殿説得回は原作が素晴らしすぎるので、書くのにあたって苦労しました😅 結局はお酒のパワーで若君にちょっと発散してもらいました。15,064文字pixiv小説作品 - 吹雪くんへの妄想2000%
道草を食う
仮タイトル:吹雪君がどさ……って馬から落ちるのいいよね 吐いてない、大丈夫。 吐かせたかった……くやしい。 いや逃げ若書き始めてからずっと困ってるんだけど、逃若党が住んでるところってどこ?諏訪大社ってあくまで敷地というか、社だから住めないでしょ?ググって出てくる武家屋敷みたいなのでいいのか、具体的な間取りとかぜんっぜんわからんからぼけぼけに書いてるんだけどきつい。資料ほしいよお。1,981文字pixiv小説作品 同じ名を負った僕たちは
本誌181~182話の内容が含まれますのでご注意ください。 181話公開の後に書き、182話公開の後に一人称だけ直しました。 祢津兄妹、祢津親子、弧次郎と小次郎の話です。 祢津家が大好きです。これからも書いていきたいです。3,135文字pixiv小説作品- 吹雪くんへの妄想2000%
八万却の先の未来で
現パロです。 吹雪くんにゲームしてもらっていろいろ言ってほしかっただけ……書いててめちゃめちゃ楽しかったです。ありがとう。 注意事項 コミックス17巻までのネタバレを含みます。 本文中での『』はボイスチャットです。「」と『』の会話文本当にもぞもぞする。 みんな過去の敵対とかの気まずさから大人たちは子供に対して甘やかしています。 時行様と弧次郎くんは頼重が保護者替わりの設定です。一緒に住んでいます。 吹雪くんは師直さんの養子となっています。 みんな仲良し7,252文字pixiv小説作品 - 吹雪くんへの妄想2000%
双六
仮タイトル:もう助からないし助けられないゾ☆ だからごめんって吹雪くん!吹雪くんの一番不幸だったことは間違いなく私のような変態に見つかってしまったことだね。 書きながら、はやく上げないと本誌で動きが出てしまう、てかもう動いてる!急げ~~‼って感じで書いたので書きたいところだけ。 注意事項 コミックス17巻までのネタバレを含みます。 コミックス17巻までしか読んでいない状態で書いたので!本誌やその先の展開とは一切関係がありません! シリーズとして上げていますが、どの話もつながっていません。よって矛盾などありません。だって選べねえよ。洗脳されて吐いてる姿と廃人になって若様の人形として置かれている姿……選べねえよ……。2,513文字pixiv小説作品 - 鬼ごっこの果てに
いざ、地獄から始まる鬼ごっこ
最近アニメでやっている『逃げ上手の若君』にはまったので書いてみました! 歴史を見ると終わり方が悲劇的ですし、頼重殿も吹雪も今の展開ではそばにいないので逆行もので挑戦しました。ちなみに、展開としては知っていますが、まだ最新刊まで読み切っていないので多少間違っている部分があっても、オリジナル設定だと思ってご容赦ください。 吹雪は敵側に寝返り、高師冬という名前を得て、最期は自殺とウィキに書いてあったのでそのまま使わせていただきます。いずれ若君の未来の回想(自分が処刑される世界線)をしているときに詳細を描こうと思っていますが、最期はやはり若君を主だと思って死んでほしい、そしてその情報が若君に届いてくれればいいな、とご都合解釈をしてます。 弧次郎はやはり、負け戦で時行を守って死ぬのでは、と思っています。「負け戦こそ君がいてくれてよかった」と京で足利を倒しそこなったときに若君は心中で思っているので、負け戦になっても彼がいないと心に来るものがあるのでは? それに12巻で亜也子の武器を作ってもらった際に「とても忠義の強い構え」と正宗に評されるほどなので。とてもつらい想像ですが、今生幸せにすればいいかと思って、そういう設定にしています。 亜也子と玄蕃と雫は捕まった若君を助けようとして失敗し、見せしめとして亜也子と玄蕃は若君よりも先に処刑されたと設定しました。雫はやはり神社の娘ということで殺されはしないけれど、一人で一生幽閉されているのを想像しました。彼女のことだからみんなの生きていたことを忘れないように記録を残し、それが書き終わったら役目を果たしたとして自害しそうかなとも思いましたが、詳しい設定は今回には出てきませんし、まだ定まっていませんのでこれから書いていきたいと思います。亜也子と玄蕃についても同様で今回は出番が少ないですが、今後は増やしたいと思います。 若君は「心に決めた大切なことからは逃げない」と思うので、逆行した時には生きている大切な人たちを守るために今までよりもっと使命感に燃えるだろうな、と思い書いてみました。思い付きで書いたので正直続く可能性はかなり低いですが、なぜか最終話はこのお話よりも先に書き終わっているので、いつかは投稿するかもしれません(なぜがエンディングが先に浮かぶっていうことよくありますよね……)。あと、今回は話をうまくまとめるうえで頼重殿の登場が一回しかなかったのですが、今後はもっとしっかり出てきます。 『逃げ上手の若君』をお好きな方がいらっしゃったらつながってお話がしたい(笑) よろしくお願いします。9,125文字pixiv小説作品 - 鬼ごっこの果てに
いざ、過去をたどる鬼ごっこ
ずいぶんご無沙汰です。 今回の作品は書き溜めていたのであらかたできていたのですが、編集を繰り返していたらいつの間にか12月になってしまいました。 若君が過去のことを振り返ってより一層情緒不安定になる(?)回です。中身はすでに大人でいろいろなことを経験しているからこそ変なところで大人びていて、けれどやはり懐かしい皆に会えたことがうれしいから「その宝をもう二度と取りこぼしたくない」といういろいろ失ったからこそ芽生える優柔不断さが見えるのではないかなと思いました。最後の方は深夜テンションで書いているのでギャグだと思って笑ってくだされば幸いです。 今回はあまり郎党たちのことが描けず、亜也子ちゃんがおざなりになってしまったことを反省します。次からはしっかりと活躍させたいと思うのでこれからもよろしくお願いします。また、本誌もコミック勢なので多少若君の想定する未来が違う場合がありますが、そちらもオリジナル設定だと思っていてくださればありがたいです。 誤字脱字があったら教えてください。 あと、最近はこの続きのネタが全く浮かばず、頭をひねっています。最終回だけはとにかく書いている(なぜか)ので、もしももうこれ以上ネタがないと思ったら簡単なあらすじ+最終回をあげるかもしれませんが、ご了承ください_(._.)_16,857文字pixiv小説作品