ソロモン72柱の内、序列33番に位置する悪魔。
地獄の西方を統べる偉大なる魔王の片割れ(もう一人は序列9番のパイモン)であり、かつては能天使であったとされる。
四人の人間の王を共にした巨大な悪魔の姿をしているとされる。
その職能は『感情の掌握』。
人の意識を失わせ、相手の感情を意のままに操ることを可能にしてくれる。
特に感情の制御はガープの十八番であり、相手の愛を憎しみに変えることも、敵意を友情に変えることも造作もないのである。
ただし、ガープが召喚に応じる時期は短く、「太陽が南の星にあるときのみ」とされる。
この星とは蟹座であるとされ、太陽が蟹座の位置を通るのは7月20日~8月20日であるという。