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2012-08-15 12:58:58 バージョン

くだん

日本の妖怪。

概要

体はだが、頭だけが人間妖獣

頭が良く、人間の言葉を理解する。

予言と予知の能力に秀で、特に災害がある年には「くだん」が生まれると信じられた(伝承に拠っては予言を行った後に短命の内に命を終えるとも)。

中国の白澤白沢、ハクタク)が原型であるともされる。

ちなみに頭が牛、体が人間だとミノタウロスミノタウルス)や牛頭牛頭鬼)になってしまう。て言ってるのに中国地方のなんとか地獄ではそういうタイプの剥製が「くだん」と称して堂々とふんぞり返っている。

 しかも小松左京はそういうタイプの件をつかった『くだんのはは』という短編を書き、石ノ森章太郎の手で漫画化されている。


 水木しげるのいなかった昔は、「内田百けんがでっち上げた珍獣」ということになっていた。


今では死語になってしまったが、真実を示す常套句「拠って件の如し」(よってくだんのごとし)と言う言い回しはこの妖怪に由来する言葉である。


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くだん クダン ケモノ 九段

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