概要
2012年12月以降、ニコニコ動画において創価学会関連ビデオ・音MAD動画の一斉削除や、動画製作者の発信者情報開示請求を巡る騒動、いわゆる「エアコースト」が発生。強固な措置が取られたことでポピュラーな動画は軒並み視聴できなくなり、一部の投稿者もこれを受けて自主的に動画を削除した結果、「必須アミノ酸」のタグが付けられた動画は激減、創価MADは衰退の一途をたどった。
この打開策として、創価学会やシナノ企画が権利者ではない、同じ出演者の登場する別の動画や、手描きの似顔絵アニメーション、擬似的に制作された音声素材などを用いて、新たな創価MADを作る動きが生まれた。
これらを「『シナノ』企画製の動画を一切「フリー(使用していない)』」という意味で「シナノフリー」と呼ぶ。
これにより、MAD動画の削除や、個人情報の創価学会への開示といった最悪の事態を回避できるのである。
近年ではエアコーストの落ち着きもあって、本編素材を使用した創価MADも再興しつつあるものの、上記のリスクも未だ払底できない状況から、シナノフリーの投稿も続いている。