概要
本作のラスボスで、宇宙征服を狙うダイール海賊団の首領。ワニ(クロコダイル)の姿をした巨漢で、ランパ星人の不思議な力を悪用するためランパ星を乗っ取り、さらなる強大な力を得るべくランパ星人及びランパ王子の持つ変身能力を狙った。
一人称は「ワシ」。剣や雷を使った技を得意とする。
英語版の名前は"Mashtooth"。
性格
力こそがすべてだと主張し、(王子への見せしめにランパ星人をとらえよとの命令に)「このままではランパ星が滅ぶ」と返答した部下を容赦なく殴り飛ばす等、自分以外の者はどうでもいいといった性格で、役立たずだと判断した部下(ジャン・ケン・ポン)を処刑する冷酷な面もある。
作中の活躍
スタフィー達がたどり着いた時にはもうすでにランパ星人を吸収し終えた後であり、パワーアップしていたものの一旦はスタフィーに倒される。
しかし隙を見てランパ王子を強引に飲み込み更にパワーアップ、メイン画像の巨大な竜の姿(さいきょうダイール)になると共に力を吸い取り終わったランパを人質にしてスタフィーたちを痛めつける。
(体に取り込まれている為、ダイールを傷つければランパも傷つく事になる。)
しかし、反旗を翻したジャンケンポンの活躍でランパを吐き出し奪還されると共に、スタフィーが復活すると宇宙へと逃亡し、スタフィーとの最終決戦を仕掛ける。
最後はエネルギー砲で隕石をスタフィーにぶつけて止めを刺そうとするも、仲間の思いを受けて全力を出したスタフィーに隕石を押し返されて逆に自分へ激突、消滅した。
余談
ストーリー上は彼がラスボスになるが、ステージ自体はその後も続いており、実質的なラスボスは意外な人物が担当している。
そのためか、オーグラやデジールのように回復技を使うわけでもなく、イーブルのように弱点を攻撃しにくいわけでもなく、前作までのラスボスと比べてさほど強くない。
キョロスケ曰く『今までで一番の強敵だった』とのことだが、彼よりも強い実質的なラスボスは過去作にてオーグラと互角の実力であり、その上司であるイーブルはオーグラ達よりも手強いので、矛盾が生じている。※
※あくまでも『今回の冒険では一番の強敵だった』という意味なら一応辻褄が合う。
第1形態時にはオーグラやデジールも行う吸い込み攻撃があるのだが、ダメージは与えつつも吐き出してはくれる両者とは異なり飲み込まれると即死してしまう。
確定で飲み込まれるデジールと異なりオーグラ同様避けることは可能かつ、捕まっても完全に飲み込まれるまでは左右キー連打で脱することができるため即死攻撃といえどそこまで恐れる必要は無いが、過去シリーズでは即死系の攻撃では無いだけに衝撃的を受けた経験者もいると思われる。
関連タグ
ダークゼロ…同じ任天堂作品で、頭文字が『ダ』、登場作品のサブタイトルが似ていること(や弱いと言われることが多い点)など意外なほど共通点が多い。