概要
伝説のスタフィーシリーズにおいて『伝説のスタフィー』~『伝説のスタフィー3』に登場するボスキャラクター。
テンカイにあるツボに封印されている魔物だったが、封印が解かれたことでテンカイを制圧するため海に魔物を放ち暴れるようになる。
フォルムはウミウシとウナギを足して二で割った感じ。
ピンク色の髪、6本の青い角がある。体は薄水色っぽい色。口元はグレーである。
他のキャラとはあまり浮いておらずお世辞にも強そうとは言い難いキャラデザだが、何度も変身してパワーアップすることを考えると、『実力を隠している演出』として妥当であるとも解釈できる。
一人称は「ワシ」。笑い方は主に「グハハハハ!」(『伝説のスタフィー2』では、「グワハハハ」などとも笑っている)。
『伝説のスタフィー3』のCM(ロングバージョン)では息づかいはあるものの、声優は不明。
経歴
※多大なネタバレを含んでいます。
『伝説のスタフィー』では主人公スタフィーが宝と共にうっかりオーグラの封印されているツボを落としてしまい、復活する。
テンカイにてラスボスとして待ち受けており、普段の姿、魚のような姿、ローブをまとった魔法使いを思わせるフォルムで溶けたマグマのような緑色の体に白い手のある最終形態の全3形態と戦うことになる。
最終的にまたツボに封印されることとなるが、散らばったテンカイの宝を拾いに戻る際、今度はキョロスケによって封印が解けてしまう。
『伝説のスタフィー2』ではツボの中でプチオーグラを生み出して自力で脱出、復活する。その際ママスタを攫って逃亡、強大な城を造り上げる。
本作でかつて若い頃のパパスタとロブじいさんによってツボに封印されたことが明らかとなった(パパスタとロブじいさんはそれぞれ「そのマモノは知っておる!おおむかしツボへふういんしたときいたが・・・」、ロブじいさんは最初は単に「マモノ」と呼んでおり、オーグラの面識がなかったかのような反応をしていた、更にオーグラもロブじいさんを見ても特に反応しなかったことから後付け設定の可能性が高い)。
前作よりもパワーアップしており
今回もラスボスとして待ち構えており普段の姿、風船のように膨らんだ姿、最終形態で戦うこととなる。
『伝説のスタフィー3』では生みの親であるイーブルにツボを破壊されて復活する。
本作でイーブルにテンカイ征服のためによって生み出された事が明かされたが、『伝説のスタフィー』ではイタズラ好きな魔物と明言されているため、この設定は本作を製作するにあたって追加された後付けの可能性が高い。
イーブルの棲む古城にてイーブルの力によって強化されてオーグラ改となり強化される。ツボが壊れたことにより封印手段も無くなったため1度はスタフィーたちをテンカイに撤退させるも、再度やってきたスタフィー達によってエビルクリスタで倒される。
ネタバレ
※『伝説のスタフィー3』のネタバレを含みます
イーブル撃破後、苦戦するスタフィーたちの前に最後のエビルクリスタを持って現れる。
必死に戦うスタフィーたちに心を動かされ、イーブルを裏切り、ボロボロになりつつスタフィーたちに手を貸しイーブルを倒す。しかし命持たず、スタフィーたちに今までの行為を謝罪し、お礼の言葉を述べて死亡する。
遺体はスタフィーたちが外へ運び出したあと魂となって昇天した。それを見たキョロスケは「むこうでは良い奴になってるといいな…」と呟くのであった。
余談
『伝説のスタフィー』と『伝説のスタフィー2』ではカタカナで話すが、『伝説のスタフィー3』では普通に平仮名で話す。子どもたちは平仮名で話す。彼の生みの親イーブルも平仮名で話す。
『伝説のスタフィー4』の『キョロスケの家』で電話を使うと、稀に彼からの電話と思わしきものが来る。
- 一度目のリフォーム後
「あ!でんわなってる なってる!!もしもし?……ん?でんせつのスタフィーを知ってるかって??なんだオメェ知りあいか?オレさまとスタフィーとはいろんな冒険してきたからよー うんうん なに?あのころのたたかいを今でもわすれん?オメェいったい あっ デンワきれちまった……」
- 二度目のリフォーム後
「ったく…あれがああで ああして…こうして はいーもしもし? ………………ん?おい なにか いったらどうなんだ おい!! オーグラ…?オーグラなのか!? っておい デンワきるなよ!!
おい! おい!!!」