概要
シグマの反乱終結後、暗躍した「カウンターハンター」の一員であり、主に諜報活動を行う。
シグマの命を受け、先の大戦で大破したゼロのパーツを奪い、
それを賭けてエックスに対して勝負を挑んでくる。
ピンク色の光を放つセイバー(ビームサーベル)を巧みに操る剣の使い手で、
ゲーム中では俊足を生かした突進斬りと、ジャンプしながら画面の約半分を覆う真空波を放つ攻撃をエックスのいる位置に応じて使い分けてくる。
攻撃力こそ低めだが非常に攻撃テンポが早く、忙しい戦いになるため初心者の鬼門になりやすい。
セリフでは敬語を話し、知的でクールな雰囲気を漂わせる。
引き笑いの後すぐさまセイバーを抜いて臨戦態勢をとるアクションはなかなかカッコよく、
戦いに敗れると「あなたを甘く見ていたようですね・・・」と実力者らしい引き際を見せて去ってゆく。
そして、甘く見なかった結果がこれ。
アジールフライヤー(アジフライ)
・・・・どうしてこうなった。
終盤のカウンターハンターステージ3のボスとして登場した時の姿。
これまでのサムライを思わせるようなスマートな姿と打って変わり、
横に倒したドラム缶にアジールの顔を載せたようなあまりに奇抜なスタイリングに、
あぜんとしたプレイヤーは数多い。
加えて、彼の登場するステージでは裏技で昇龍拳を獲得でき、
エックスの頭上に浮遊しているアジールフライヤーはその格好の実験台となってしまう。
X2における昇龍拳はボスの体力を一撃で奪い去る威力を持っているため、
当然アジールフライヤーも成すすべなく一撃で豪沈してしまう。
そのため意気揚々と出現したアジールフライヤーが何もすることなく昇龍拳一撃で葬り去られる事例が頻発。中央に設置されたアジールの顔がどや顔なのが余計に悲哀を誘う。・・・シグマさまどうかわれわれのかたきを!!
コミック版では
初登場時、情報が不足していたのかサーゲスに対してタメ口をきいている(単行本で修正)。また、終盤では他のカウンターハンターとともに三対一でエックスに戦いを挑む。ギガクラッシュによってアイセンサーを壊され、その隙にダブルチャージの一発を喰らって破壊される。そして彼のセイバーが、バイオレンを貫くのに利用される。