概要
アイスホッケーとは、天然または人工氷のスケートリンク上で、スケート靴を履いて行う団体スポーツ競技である。北米4大スポーツとしてはカナダの大学で考案された。
最大で60km/hで移動する選手が160km/hを超える速度でパックを打ち合う。衝突は日常茶飯事であり、最悪の場合は相対速度200km以上のパックが顔面に直撃する。そのため自前の歯が無い選手も割とザラ。
そのあまりの激しさから別名は「氷上の格闘技」。
北米のプロリーグに至っては試合中の決闘(ファイティング)がルールとして認められており、エンフォーサーと呼ばれる決闘専門の要員がいることもある。
大まかなルール
選手は両チーム6名ずつ(キーパーを含む)。
スティックでパックを操る様子がおなじみだが、ゴールに入れる場合以外は手足でパックを叩く、蹴ることも認められている。
試合時間は20分のピリオドが3回ある。各ピリオドは両チームの選手が一名ずつ向き合い、審判がその中間にパックを投入する「フェイスオフ」によって開始される。
ピリオド間には15分の休憩が設けられる。
第3ピリオド終了時に同点の場合は自動的に5分間の延長戦になり、1点先取のサドンデス方式で勝敗が決まる。それでもなお決着がつかなかった場合の対処はリーグにより異なる。
日本国内では・・・
男子は1966年から5チームで「日本アイスホッケーリーグ」がスタートした。その後チームの入れ替えがあったが2004年まで存続。
2005年から日本、大韓民国、ロシア連邦の3カ国のアイスホッケーによって「アジアリーグ」が行われている。日本からは『ひがし北海道クレインズ』『日光アイスバックス』『レッドイーグルス北海道』『東北フリーブレイズ』『横浜GRITS』が参加している。 ·
女子も2012年より「女子日本アイスホッケーリーグ」が開催、現在は12チームで行われている。
関連イラスト
アイススレッジホッケー
パラリンピックで行われるアイスホッケー。スレッジを座り行う。
二刀流のようにステッキが両手に持つのが特徴。
関連タグ
ランジェリーフットボール<リーグ規定で選手には、アイスホッケー用ヘルメットの着用が義務付けられている>