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カナヘビ下目の編集履歴

2024/01/23 18:52:16 版

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概要

英名(ラテン名)はLacertoidea。

頭部に大型の鱗板を備え、皮下骨は頭部を除いて発達が悪い(カイマントカゲプレートテユーなど例外も存在する)。体鱗は顆粒鱗の種が多いが、瓦状鱗の種も珍しくない。

いわゆるトカゲらしい体型をした種が多いが、四肢が退化傾向にあるものもいる(キスジバキアなど)。

カナヘビ科以外3科(カゲボウシトカゲ科・テユートカゲ科・ピグミーテユー科)はテユー上科として纏められることもある。いずれも南米が分布の中心で、中米北米にもかなりの数が見られる。。

カナヘビ科はアフリカ大陸ユーラシア大陸西部(特にヨーロッパ西アジア)が分布の中心で、東アジアから東南アジアには特定の属のみが分布する。いずれの科もマダガスカルオーストラリア南極には分布しない。

この4科に加えて、分子系統学的観点からミミズトカゲ類はこのグループに含まれる。

ただし、形態・生態があまりに特殊化したミミズトカゲ類は、伝統的に亜目相当の独立した分類群と見做される。

(リンネ式階層分類と分岐分類学との齟齬によるもので、獣脚類鳥類との関係に近い)

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