コンダラ
こんだら
概要
手動式整地ローラーを指す俗称。俗称の表記・発音ゆれとして「コンダーラー」や「コンダーラ」、「コンダラー」ともよばれる。
pixiv内では殆どが手動式整地ローラーのイラストで占められている。(部分一致含む)
ちなみに、メイン画像のように「枠内に入り、ローラー部分を背にして引きながら走る」というのは誤った使用方法だったりする。
正しくはローラー部分を進行方向に向け、枠外から押して進むもの。引っ張った場合、勢いがつきすぎたローラーに轢かれてしまう危険が。また足跡が残らないよう引いて進む場合も、枠内には入らないのが基本(緊急時に逃げられないから)。
「ときめきメモリアル2」及び「ときメモオンライン」では、野球部の奥義として「重いコンダラ」が登場している。
俗称の経緯
以下の2つのどちらかが由来ではないかといわれている。また、俗称の語尾が「~するもの」を示す英単語の語尾"~er"や"~or"と似ているためこの俗称に拍車をかけ、時と共に広まったといわれている。
『巨人の星』の主題歌
『巨人の星』の主題歌「ゆけゆけ飛雄馬」の冒頭の歌詞にある
〽思い込んだら 試練の道を(以下略)
の「思い込んだら」の部分を勘違いしてしまい(そもそも元ネタ自体、小節を利かせた為に「おっもっいー、ぃこんだーらっ」と発音している)「重いコンダラ」と視聴者が誤認し、広まった。
なお、実はOP映像自体には整地ローラーは登場しない(該当箇所は吹雪の中うさぎ跳び)。
……のだが、
『巨人の星』第12話の1シーン
おそらく「重いコンダラ」が広まってしまった発祥と思われるのは第12話のクライマックスに登場する1シーンである。
飛雄馬が整地ローラーを1人で曳けと言われ、曳こうと力を入れている場面のBGMが「ゆけゆけ飛雄馬」であり、ちょうどこのタイミングで「おっもっいー、ぃこんだーらっ」と流れていた。
絵面的にもインパクトが強く、おそらくこれが誤認され広まったのだろうと推測される。